PaR2Pick支部のシャドバ新弾カード考察その2
こんにちはソーです。名前が短すぎることが原因でRAGEなどで初対面の方に挨拶すると大体伝わらないので一ネタ挟むのが恒例になってきました。私自身人とお話するのが好きなのでRAGEに参加した際は気軽に声掛けてくれると喜びます。
この記事はシャドウバース新カードパック「鋼鉄の反逆者」のカードを2Pickでの視点から使い方を考えてみようという内容になっております。前回は3/16に紹介されたレジェンドカード4枚を中心に取り上げたのでお時間があればそちらも一緒に読んでいただけるとより一層楽しめると思います。
今回も発表された順番とクラス別に考察していこうと思います。全てのカードを魅力的に紹介したいので執筆している段階で既に発表されているカードに触れることもありますがよろしくお願いします。
ネクロマンサー
メカニカルゾンビ 5/2/5(4/7)シルバー・機械
機械をゾンビにするというB級映画くらいにしか需要のなさそうなフォロワーですが2Pickではシンプルな作りに必要な機能がしっかり備わっていて職人の腕の高さが伺える1枚になっています。
まず必殺と突進が非常に相性の良い組み合わせです。これにより進化権を行使せず確実にフォロワーを倒すことが出来ます。更に必殺フォロワーにとっては必要性が薄い攻撃スタッツを体力に回しているので盤面に残りやすく相手にプレッシャーをかけることが出来ます。
またコストが5で機械フォロワーというのもネクロにとってはメリットでこれは「冥河の渡し守・カローン」のサーチや「紫紺の抵抗者・エンネア」から手に入るスペル「つかの間の幸福」の対象先になっており様々なカードのPickの受けを広げてくれます
このような特定のカードとのコンボに加え、リアニメイトはファンファーレ効果が発動しないので疾走や守護といった元々ついている効果持ちが最も活躍しやすい上にリアニメイトを持つカードの大半は6~8コストが中心なため、自然流れでリアニメイトの対象にしやすいという利点もあります。特定のコンボに特化することが難しい2Pickではとてもありがたいことなので恐らくPick優先度は上のほうになるではないでしょうか。
ボーンドローン 4/3/3(5/5) ブロンズ・機械
ファンファーレ効果とラストワード効果に「プロダクトマシーン」を場に出す効果が備わっており次のターンまでフォロワーを残しやすいカードとなっています。プロダクトマシーンは1/1/1の効果のないフォロワーですが、タイプに機械を持っているので機械神のアクセラレート効果の発動に貢献してくれます。
場にフォロワーを残しやすいカードというのは2Pickにおいて優秀で、残ったフォロワーをそのまま次の盤面の取り合いに活用出来ます。特にネクロの場合5ターン目にフォロワーを残すことが出来れば「冥界の番犬ケルベロス」や「オシリス」の効果をより活かすことができるなど墓場を増やす以外の利用方法も多岐に亘るためこのカードもクラスに恵まれた優先したいカードと言えるでしょう。
細かい話ですがトークンである「プロダクトマシーン」はクラスニュートラルとなっています。2Pickで猛威を振るったニュートラルキラーの「ホーリーエンジェル・アルテア」は存在していないため普段はあまり気になりませんがコキュートスカードの「地壊」の破壊に引っかからないことはニュートラルカードの特徴の補足として覚えておくと1点に泣くことが減るでしょう。
ソウル・コア 3コストアミュレット・機械
このカードが場にある状態でフォロワーを進化させた時に墓場を+10して消滅する効果を持ちます。またエンハンス7でEPを1回復する効果も持ちますが、4コストでEPを回復しつつ3/3守護を立てることのできる「才能の開花」と比較すると実用性はほとんどないと言えるのでこのカードをPickするならば前半の効果に期待することになります。
このカード自体に盤面やハンドに影響を与える効果は持っていないためこのカードの評価はカードプールのネクロマンスカード次第ということになります。
上記の画像から「ルーキーネクロマンサー」を除いて「怪物の少女フラン」を加えたカードが新弾まで残っているネクロマンス持ちのカードになります。これらのカードがネクロマンスを大量に使うことのないカードが殆どであり、今のところ盤面を失ってまで使いたいカードとは言えないため出来るだけ取りたくないカードと言えるでしょう。「ビックソウルハンター」が居なくなったことも痛い点です。
ネクロマンスカードとは別に墓場の枚数を参照にリアニメイトを行う「昏く淀む者・タルタロス」のトークンフォロワーがいますが、こちらは新カードであるハザードネクロマンサーの項で実際のゲームの流れと共に考察する予定です。(更新次第リンクを貼ります)
○○コアシリーズは他のクラスでも出るようなので今のうちから全てのクラスのコアシリーズの効果を予想してみるのも楽しいかもしれません。ですが既にコアが存在してるクラスには配らないというパターンももしかしたらあるかも…
次のカードは初出が海外版のテキストな為画像なしになりますがご了承ください。
ビショップ
詠唱:誓いの炎 4コストアミュレット ブロンズ
カウントダウン 2 ファンファーレ ホーリーフレイムタイガー1体を出す。
ラストワード: ランダムな相手フォロワー1体に2ダメージ。
ファンファーレで4/4のホーリーフレイムタイガーを出し2ターン後にランダムな相手フォロワーに2ダメージ与えるので4コストのカードとしてはまずまずの性能と言えます。例えば4誓いの炎→5古の聖域と繋げることが出来ればただでさえ取りにくいバロンに対し更に制限を掛けることができます。5/3/7守護という高い体力を持つエルフフォロワー「獣戦士・セタス」でさえも盤面に残らないので後述する「欠落の聖女リモニウム」へ確実に繋げる事ができるでしょう。
誓い×聖域×リモニウム=ヘブンリーイージスという通称リモニウムの法則と呼ばれる公式です。新年度1回目のJCG試験で出るので覚えておきましょう。
一方で炎の誓いそのものは後半になるにつれて使いにくくなるという詠唱系アミュレット特有の弱点を持っています。ラストワード効果もフォロワーを並べられると弱いのでPickする枚数は多くても2枚程度に抑えたいカードです。
セイント・コア 3コストアミュレット シルバー
コアシリーズのビショップ版です。エンハンス7でEPを回復する共通効果と進化したときに攻撃力最大のフォロワーを消滅させる効果を持っています。
ネクロマンサーの「ソウル・コア」と違い直接相手の盤面に干渉できる効果で効果の矛先が事前に決まっているので選択不可の潜伏フォロワーも消滅させることができるのは神罰が提示カードから消えるタイミングと相まって除去の豊富なビショップが帰ってきたといったところでしょうか。カード発表の際の木村Pの言う通りPickでは強力なカードと言えるでしょう。
盤面に置いておくだけで相手をけん制することが出来たりEP回復しながら天罰の神父と組み合わせて2面処理したりと使い道の広いカードなので新弾発表後もブログにしていこうと思います。
欠落の聖女・リモニウム 4/4/3(6/5) レジェンド・機械
進化することで自分機械フォロワーが破壊される度に「リモニウムの救済」加えるリーダー効果を付与します。またエンハンス6でEPを消費せずに進化が出来るので進化時効果をどのタイミングでも使用出来るのは嬉しいところ。
ビショップは進化時効果の強力なフォロワーが他にも多くおり、それらのフォロワーと競合しない点も含めこのカードは優先的にPickしたいカードになるでしょう。
リモニウムの救済
ビショップフォロワーか機械フォロワーのコストを-1します。リモニウムの救済のコストが0であるため使い勝手が非常によく、コストを下げることのできる範囲も広いためイージスを加える効果を抜きにしても様々な使い方ができるでしょう。
使い方の一例
・本来使うことのできないPPで大型フォロワーをプレイする
(6リモニウム進化→7輝く熾天使ラピス)
・くっつきの悪いカード同士を同一ターンに出せるようにする
(安息の使徒+進化の導き手レイナ)
このカードは4枚プレイした状態でプレイをすると「ヘヴンリーイージス」を加えることができます。
イージス自体は非常に強い効果なのですが、このカードが手札に入ってるということは「リモニウムの救済」を5枚使っているということであり更に言い換えると-5コストも踏み倒している事になるのでそれならイージスがなくとも大体有利な展開が作れているのではないのでしょうか。もし機械フォロワーを大量に展開できて8,9ターン目にプレイできるようになるのであればロングゲームをクラスの中で最強に位置することになるでしょう。
今回はここまでになりますここまで見ていただきありがとうございました。新カードが発表される度に使い方を考えてワクワクしちゃいますね。
ただ毎日10枚近く発表されているので追い付くためにも次からはもう少し巻いていこうと思います。