PaR2Pick支部のシャドバ新弾カード考察その5
(ソωー)です。今この評価記事は紹介された順にそのまましているのですが今回は似た効果のカードが何枚もあるのでそちらも一緒に紹介します。
今回は似た発動条件なのにクラスと効果が違うだけでこんなに評価が変わるよ。というのが伝われば成功です。よろしくお願いします!
エルフ
白華の弓使い 2/2/2(4/4) ブロンズ
【ダークネスエボルヴの頃を彷彿とさせる他のフォロワーが進化した時に発動する効果を持ちます。エボルヴの時は相手の進化もトリガーにしていましたがこのカードは自分フォロワーのみに発動する代わり直接盤面に干渉する効果になり、エンハンスも備えてより近代化をはたしました】。この文面は残りの類似カードにも同じことが言えるので今後は「エボルヴシリーズ」と省略します。
エルフの弓シリーズ共通のダメージを飛ばす効果を持っており一見優秀な効果に見えます。しかし進化して倒そうとしているフォロワーに当たると全くの無駄になってしまうため、ダメージを飛ばすタイミングがランダムとの相性が良くありません。
エンハンス7の効果はダメージの対象が2体に広がりスタッツ上昇と合わせていい効果になってます。欲を言えば横にフェアリーかウィスプが出て進化効果を使えたらより良かったかなと思います。
私の評価は、強そうに見えて使ってみたらそんなに強くなかったので最終的に普通くらいのカードになりそう。としておきます
自然の導き 1コストスペル ブロンズ
エルフの代名詞と言われたカードを手札に戻す行為、通称バウンスがエルフに帰ってきました。プレイ回数を参照にするカードや低コストのファンファーレ効果と相性がよくクリスタリアプリンセスティアでイヴを複数枚生成したり、アーボリストライラでバフを2回掛けて森の戦士の効果を2回発動させるなどが主なコンボ例です。Pick段階で想定できる組み合わせとは別に、大型フォロワーが残った場合次ターンも回収プレイでもう一度同じことができます。神殺しの狩人・セルウィンや新カードマシン
は複数回使われると試合が決まってしまうので多少無理してでも処理しましょう。
フォレストコア 3コストアミュレットシルバー
コアシリーズ共通の条件とエンハンス持ちでこのカードはフェアリーウィスプを2枚加えます。ウィスプ2枚はプレイ枚数条件のカードの他にアーボリストライラのエンハンス効果やクリスタリアリリィのバフの対象を広げるなど使い道は多岐に渡ります。ですがコアを置いたテンポロスが余りに痛く巻き返すだけでも相当な労力がかかるので基本的には取りたくないカードでしょう。
アリアの旋風 2コストスペル ゴールド
フェアリーサークル1枚で相手だけ3ダメージの
全体除去になります。一方的に相手を処理する事を考えがちですが盤面を完全に掌握されている場合テミスの審判の様に使えたり、2.3プレイした後アリアの旋風を使いその後本命の展開を行うなど対応力に優れている点で、自然の導きの復刻でプレイ回数を稼げそうなのも追い風です。
エルフの金虹はフィニッシャーとなりうるカードを優先して取りたいので優先してPickするシーンこそ少なそうですがカードのパワーそのものはかなり高いカードだと思います。
ロイヤル
不屈の司令官 2/1/3(3/5) ブロンズ・指揮官
エボルヴシリーズのカードです。このカードは進化したカードの体力を増やします。
使い方が一番想定しやすい4ターン目では「簒奪の従者」との組み合わせがとてもよく2回目の交戦時効果を狙うことも視野に入るでしょう。しかし上昇するのが体力だけというのがこのフォロワーが攻撃力1というのと合わせて相性があまりよくなく折角体力を上げても相手フォロワーの処理が出来ない、となるシーンがあるかもしれません。
エンハンスの効果も盤面に残ったフォロワーが多ければ多いほど強い効果なのに、基本的に盤面に残りやすいのは攻撃力の低いフォロワーです。したがって体力が上がるだけでは戦況を変えることは難しく、Pickの優先度は低くなると思います。
ドラゴン
慈愛の竜戦士 2/1/3(3/5)ブロンズ
エボルヴシリーズの1枚でこのカードは「ベビーファイアドレイク」を出します。
ランダムではありますが相手フォロワーに1ダメージを与えることができるので慈愛の竜戦士の低攻撃力なスタッツを補完する形になっており、ドラゴンに多い1ダメージや全体1ダメージを組み合わせて盤面を有利に作る際の貢献度は中々であると言えます。
エンハンス7の効果でもベビーファイアドレイクを出すのでそのターンにもう一体効果で出すことも出来るため今まで評価してきたエボルヴシリーズの中では最も効果とクラスに合致したカードと言えるでしょう。プロダクトマシーンを多く使用するクラスやエルフが多い環境ならばより優先してPickするかもしれません。
ネクロマンサー
ゴーストライター 2/2/2(4/4)ブロンズ
エボルヴシリーズの1枚で他のカードを進化するとゴーストを1体出します。場に出すタイミングは若干の違いがあるものの、エボルヴ期にほぼ同一の効果の「ダークコンジュラー」がおりそのころのネクロマンサーを使用していた方には嬉しい1枚かもしれません。当時はアグロネクロに採用されておりゴーストの疾走1点を活かす使い方が多かったですが、時が流れカードの種類が増えたことでPickでも幅のある使い方が出来るようになりました。ソウルコンバージョンでドローソースに変換したりギルネリーゼやグレモリーによる打点強化など他にも色々ありそうな感じがするので新弾始まり次第探ってみようと思います。
エンハンス7ではなんとゴーストを3体出します。言い換えると7/5/5ファンファーレ:好きな場所に3ダメージ 汎用性の高い効果を持っています。やっぱり有名な作詞家さんや作家さんの代わりを務めるにはこのくらいの実力が必要ということなんでしょうか。
大型にもなれる2コストということで積極的に取っていきたいカードと言えるでしょう。
ヴァンパイア
幼き人狼・リベルテ 2/2/2(4/4) ブロンズ
エボルヴシリーズの1枚で相手リーダーに1ダメージと自分リーダー2回復をします。
ALT環境のヴァンパイアについては今評価シリーズその1で考察した「真紅の抗戦者・モノ」を項でも述べましたが回復系カードが不足しており、疾走で止めを狙うのが主でありました。少量であっても疾走リーサル圏内に近づけながら回復も行えるこの効果は殆ど無駄になることはないでしょう。
このカードがいるときに「ファーストワン」で多くの機械フォロワーを進化した場合モノの疾走と合わせて進化しただけダメージと回復を重ねられるかも…とちょっと考えました。
気になって調べてみたんですが 少し昔のカードに進化する「たびに」と書かれているカードがあったので「とき」と記載されているリベルテは1回しか発動しない可能性が高そうです。
これについてもツイッターかブログで検証動画を上げる予定ですので是非新弾が始まってからも見てもらえたらと思います。評価としては2コストフォロワーの中では少し上くらいになるかと思います。
ビショップ
白きレインディア 2/2/2(4/4) シルバー
エボルヴシリーズの1枚でこのカードだけシルバーレアです。その分なのか効果が強力になっており、進化したフォロワーが受けるダメージを0にします。独眼竜の咆哮に震えよ。またエンハンスでは6/6のスタッツになったうえで次のダメージを0にする「蒼の少女・ルリア」と同じ耐性を持ちます。もちろん次のターンまで生存すれば他のフォロワーを進化させて効果を起動させることも可能で対面して厄介なフォロワーであることは間違いないでしょう。問題はシルバー枠のどの位置になるかです。ビショップは機械フォロワーかつ優秀な効果持ちの「マシンファルコン」や数少ない結晶カードの除去「プリズムスイング」がありその上で各レアリティが2コスに固まりやすいという性質を持っています。レインディアが他のカードと組み合わせる前提の性能なのもありこのカードが活躍できるかはビショップそのものの評価次第なのかなと思いました。
ネメシス
ドールエンジェル・ミーア
エボルヴシリーズの一枚です。このカードは操り人形を1枚加え、エンハンスでは2枚を加えます。操り人形の使い道は広いためこの効果は悪くないのですが組み合わせたい低コストフォロワーが余りいないため効果を使うことが少ないかなという印象です。
単純に進化を考えるなら4-5ターン目はそのコストで強いカードがネメシスにはありますので効果を発揮するのは6ターン目に4コスの進化フォロワーとのセットや進化権を使用しない進化カードとの組み合わせがいいでしょう。(そうなるとエンハンスがネックではありますが)
エンハンス持ちの2コストフォロワーはそれだけでデッキの安定性を上げてくれるのでこのカードもPickで活躍してくれる1枚です。
今日はまた続きを投稿しようと思いますのでそちらも是非よろしくお願いします。