世の中は三日見ぬ間の桜

主にシャドウバースの特殊フォーマット「2Pick」に関する内容を主に取り扱ってきます。

PaR2Pick支部の新弾「森羅咆哮」カード考察-随時更新中-

こんにちはソー/PaRというものです。新弾発表されたカードを2Pick視点で考察していきたいと思います。いつもギリギリに投稿してしまうので今回は事前に公開し、気づいたことを随時更新していく予定ですので毎日内容が変わっていくと思います。

 

 

 ※画像はシャドウバース公式Twitterより引用

 

新弾からの追加事項

新タイプ「自然」について

新カードトークン「ナテラの大樹」に関連するカードに付随するタイプとなっています。新弾発表された9/7の段階ではこのタイプを参照にして効果が発動するカードは存在しておらず、前弾までの「機械」カテゴリほどデッキ内を統一させて強力になるといったタイプではないような印象です。

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新能力「結晶」について

端的に言うとアクセラレートのアミュレット版です。アクセラレートとの相違点は

・スペルブーストが進まない

・場に残るので「自然の導き」のような所謂バウンスカードで再利用が出来る

因みに手札に戻した際はアミュレットの状態で加わるのでフォロワーとして利用することはできません

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このカードの場合1PPで使用するとアミュレットとして場に出る

ニュートラ

母なる君

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進化前は0/6という極端なスタッツと突進と必殺を持ち、「ナテラの大樹」の破壊された枚数に応じて能力が追加されていきます。

「母なる君」の追加効果を発動させる大樹の破壊枚数は1枚と3枚ですが特殊な例を除き「ナテラの大樹」の破壊枚数は自身の効果を考えると【生成した大樹の枚数‐1】となるため、条件達成に必要となる枚数は基本的にはそれぞれ2枚と4枚と考えていいと思います。

「ナテラの大樹」4枚は常に発動可能な枚数とは思えないので1枚の方の効果を主に使っていくことになりそうです。

1枚破壊の効果は「母なる君」に二回攻撃を付与するもの。

このフォロワーには必殺がついているため殆どのフォロワーを進化権を使わずに2体処理出来るため非常に強力な効果と言えます。ニュートラルというのも評価ポイントであり、このカードの存在を意識するとどのクラスと対峙していても進化を利用したライフ削りプラン取り辛くなるでしょう。

3枚破壊の効果は「母なる君」が場にいない自分ターン終了時に「母なる君」を場に出し進化するというもの。

こちらの効果が発動しているときは1枚目の効果も同時に発動しているので

・2回攻撃の「母なる君」が相手フォロワー2体と相打ち→ターン終了時に4/6守護が場に残る

この運用方法が基本となってくると思います。進化後は必殺が消えますが劣勢時や次のターンへの攻勢を仕掛けるには守護や攻撃力があったほうが便利なことがあるため十分に強力と言えるでしょう。

この効果の発動条件は「母なる君」が場にいないことなので手札にこのカードを戻すことでも発動します。例えばエルフクラスの「対空射撃」やドラゴンクラスの「新婚夫婦・イアン&アデール」などを使用すれば次のターンも「母なる君」起動できるので該当のクラスでは狙う価値の大きいコンボと言えるでしょう。

 

総評としては3回時の効果を起動できればフィニッシャークラスの活躍もでき優先度はクラスカードよりも高くしてもいいと思いますが、1回破壊の効果だけでは除去方面のみの性能なので金虹Pickではよりゲームを決めるカードを取りたいので確定除去と同じ程度の評価にここではしておこうと思います。

 

シヴァ

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6ターン目以降の自分のターンの終了時から 3種類の効果をローテーションで発動させていく今までにない能力を持っています。

特にリーダーへ与える累積ダメージ量が12と高く、残りの効果はその発動までのターンを稼ぐためのサポートのようになっている構成となっており、一風変わったフィニッシャーと考えることも出来るかもしれません。スタッツも6コスト相当のスタッツを持っているため5ターン目に大型フォロワーを置かせない立ち回りが比較的行いやすいエルフ・ネクロクラスでは使いやすいように感じます。

しかし12ダメージを出すには8-14ターンまでの長いインターバルが存在し現環境Pickで猛威を振るっている「粛清の英雄・メイシア」「氷獄の王・サタン」といったゲームエンドカードにはとても間に合わないといった印象を受けます。

その為、シヴァを使う際のプランメイキングとしては8・11ターン目に発動する合計8ダメージで決めきるように立ち回り、上記のカードの着地を許さないといった使い方が一番強いのではないのでしょうか。

個人的な評価としてはどのクラスでも一定数の活躍が出来、後述するカードの性質上ロイヤル・ネクロではより評価の高いカードになるのではないかと予想しています

荒野の案内人

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 前述のタイプ自然の中心カードである「ナテラの大樹」を場に出してくれるフォロワーです。機械でいうところのメカゴブリンにあたる存在でしょうか。

メカゴブリンが加える「リペアモード」と比べこのカードで場に出る「ナテラの大樹」はカテゴリ内の核と言っていい程の重要カードであり、後述するカード達の使い勝手と性能が大きく変わります。基本的に「ナテラの大樹」は1枚あれば基本的に場から無くなることはないため、このカードを序盤に置けた際にはそれだけで優勢になったと言っても良さそうです。

注意点としては既に大樹がある場合にはラストワードは発動しない点。先程言ったように一度発動してしまうと場に残り続けるカードなのでこのカードの前に別の方法で「ナテラの大樹」を出すとこのカードは2/2/2効果なしになりやすいです。別の手段で破壊出来るカードが来れば話は別なので続報を待ちましょう。

 

覇食帝の調理

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2Pick壊れる

フォロワー1体に5ダメージを与える効果を持ち、更に自分の進化権が相手よりも多い場合は1コストで相手フォロワーに2ダメージを与えることのできる「カイザの激辛料理」を手札に加えます。

5ダメージというのは簡単にケアできるダメージ量ではありません。逆にこのカードを意識することで進化を切らなければならないシーンを見誤ったり相手体力を詰めに行くことが出来なくなってしまったりと大きくゲームプランを狂わせる結果になるため基本的にはケアしないで試合を進めることが勝率の維持はしやすいかと思います。

追加効果を意識的に発動させようとする相手に対してはそのプレイングから手札読みを行うことができるシーンもあるとは思いますが、別に3コスト5点の時点で破格性能なのでこのカードの価値をしっかり認識しているプレイヤーが相手の場合はやはり割り切るしかないと思います。

当然Pick評価は高く、RoG環境の上位優先Pickであった「火焔の軍神・ヤヴンハール」「雷鳴の軍神・フニカル」に匹敵するパワーカードと言えるでしょう。

美食の伝道者

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フォロワー1体のスタッツを+1/+1上昇させる効果を持ち、自分の手札に自然カードがあるなら上昇量を+2/+2へと変更させます。

同コスト帯類似効果持ちのフォロワーとしてドラゴンクラスに「風を知る者・ゼル」が存在しており、あちらは常に上昇量が+2/+2の補正かつ進化時に疾走を付与する効果を持っていたにも関わらずPickでは『できれば取りたくないカード』の1枚として扱っていたプレイヤーが殆どでした。

このカードはそのゼルよりもスタッツが高いため後攻4ターン目の4コスト進化スタッツ5/6を取ることはできますが上昇量が手札依存であることや追加効果がない点がゼルに見劣りをしますし、アクセラレートにより3コストでも使用できていた「スカアハ」と比べると活かせるシーンの幅が狭く感じてしまいます。

各クラスが使用できるニュートラルな為クラスによって評価は変わりますが恐らくは「スカアハ」よりも使いにくいと思うので評価は低めです。

エクストリームキャロット

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自分の場に「ナテラの大樹」があれば実装当時最強のリソースカードとして2Pickを席巻した「アルティメットキャロット」と同じ性能になるカードです。

ナテラの大樹は能動的に破壊しない限りは一度場に置いてしまえば常に場に残るカードなので能力の発動条件としては比較的緩く早ければ3ターン目にはその状況が完成しているでしょう。裏を返すと2ターン目、特に後攻の場合では無限回収の用意は出来ていないためやや投げづらいカードとなっています。また3ターン目に大樹+キャロットの動きをした場合昨今の環境では3/3/3のカードが多くみられるため高い確率で序盤のテンポを失うことになりそうです。

加えて言うと「アルティメットキャロット」が活躍していた時代の2Pickとの大きな相違点としてクラスシルバー枠・金虹枠の増加が挙げられます。このことにより2Pickのデッキパワーは大きく上昇し、10ターン以内での決着も珍しくなくなりました。

このカードは何度も再利用することで少しずつアドバンテージ差を開いていくようなカードになるので試合ターンが短くなればなるほどその恩恵は間違いなく薄くなっていくでしょう。

 

以上のことからこのカードは一昔前のPick環境であれば間違いなく強いカードであるが、リソース勝ちという種類の勝利がほぼ存在しなくなってしまった事によって復活したとも考えられそうです。旧人参の性能と遜色ない性能でのリメイクと盤面維持能力は古参プレイヤーからはとても嬉しいものの、果たして今の時代でそのことがどれだけ生きるのかという一つの大きな疑問の終着点になるかもしれません。長い間Pickをプレイしている人にしてみたらある意味で最も残酷なカードになるかもしれないということでこのカードの評価を締めくくりたいと思います。

荒野の休息

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自分の場に「ナテラの大樹」があれば2コスト1ドローに元々の2回復がつく形となるので「探偵の調査」よりちょっぴり強いカードとして使えます。

「ナテラの大樹」を使用するカード群と相性のいいのは当然ですが、手札に0コストとして加えるという点が盤面の圧迫を必要最低限に留めてくれます。具体例としては「叡智の魔術師・レヴィ」の打点調整や「始祖の大狼・オムニス」を任意のタイミングで発動させ易いのは同コスト帯アミュレット「傭兵の集会所」にはない利点です。

とここまで長所を上げてきましたが基本的には盤面干渉をしないテンポロスカードなので優先度は低いです。しかし上記の理由から活躍のさせ方などはあり、それを知っておくことでPickの幅を広げてることは可能です。清濁を飲み込んで様々なコンボを楽しんで行きましょう。

ワンダーコック

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 1コスト相当のスタッツを持つ3コストフォロワーですが名前の異なる自然カードを2枚即座に手札に加える能力を持ちます。

ファンファーレとラストワードに1ドローがついていた「純真の歌い手」と近い性能をしていますが、即座に最大枚数手札に入る点と加わるカードが自然カードに限定されているということでゲームプランがより立てやすくなりました。具体的な例を挙げてみていくと全クラス2コストに存在する「ナテラの大樹」生成フォロワーを始め、ロイヤルクラスの先攻4ターン目「王たる光・ベイリオン」やエルフクラスの1悪戯の精霊→4ターン目大樹設置からの5ターン目「回帰する抱擁・ラティカ」、ネメシスクラスの「ブーステッドタイガー」など即テンポロスをリカバリーできるコンボも多いです。

総じてこのカードは当時の「純真の歌い手」同様に積極的にPickしていってよいカードと言えそうです。それだけ今回の自然カテゴリが優秀なカードに恵まれていると私は思いました。

スウィートディテクティブ

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 ファンファーレで2コスト1ドローエンハンス付きカード「探偵の調査」を手札に加えることが出来る2コストフォロワーです。

4ターン目に使えば「香味の天使・レイズ」と互換性のある動きが行えるうえ、手札にドローカードを加えるため柔軟性はこのカードのほうが勝っていそうです。

他にもネクロマンスやスペルブーストと言った有利な差別化点はありますがそもそもレイズがそこまで優先して取るカードでなかったことや「探偵の調査」のエンハンスを利用していく試合は相当苦しい試合になってることから優先してPickすることはないと思います。

エルフ

 回帰する抱擁・ラティカ

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手札にフェアリーが2枚以上あればフォロワー1体に4ダメージを与えることができ、進化をすることで専用スペル「大いなる回帰」を手札に加えます。

ファンファーレ効果に必要なフェアリーは公開情報であり、2枚もハンドに残し続けるのはかなりの違和感を覚える行動なので奇襲性は控えめ…とここまで書いたときに思っていましたが6t目にフェアリーサークル→ラティカや7t目にフェアリーウィスパラー→ラティカの流れで即効性のある行動も可能なので奇襲性も十分にもっています。(そもそも4点ダメージは予測できてもいつも対策できるラインではない)

フェアリーの温存についても同じく新カードの「悪戯の精霊」や「木立の精霊・ドリアード」からならば自然に繋がるうえ、「ナテラの大樹」を持っていた場合はフェアリーよりもそちらを優先してプレイすることで相手のフェアリー温存の疑念をある程度解消することが可能。ラティカの追加効果とも合わさって心理戦術的な意味でも追い風が吹いた形になっている印象です。

 「ナテラの大樹」が自分の場にあればEPを消費をせず進化可能で、ラティカ専用スペル「大いなる回帰」が加わります。このスペルの性能の高さもあり、ファンファーレ効果進化時効果のどちらか片方しか起動できずとも強力なカードな為2Pickはかなりの活躍をしてくれそうです。

 

 大いなる回帰

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初見で詳細を読み取ることが難しい効果ですが分割して考えると非常に分かりやすくなります。

・対象は「攻撃力最大の相手フォロワー1体」(対象選択はしない)

・まず相手の効果をすべて消す

・その後破壊する

・プレイ枚数を2増やす(このカードの発動も含めて3枚プレイした扱いになる)

要は潜伏や選択不可といった2Pickで強力なフォロワーからラピスのような特殊なラストワードまで4コストで簡単に処理出来てしまう最強クラスの除去スペルです。

特にアディショナル後Pickロイヤルの最優先Pickカードの1枚「栄光のフロントカードジェネラル」や選択不可破壊耐性・進化後スタッツ9/9という着地したら大抵9点通せる「希望の守護者・ソニア」の2枚に恐ろしいほど刺さります。そういうわけでこのカードのパワーの高さという観点からも私はこのラティカは高く評価しています。

ただしラティカ→回帰の流れには9コストが必要なので上記2種のカードに間に合わせるにはラティカを先出ししている必要があります。そうなれば当然相手からは警戒されお互いの手札の読み合いが始まるので心ゆくまで2Pick特有の駆け引きを楽しみましょう

補足 アクティブエルフ・メイ について

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しゃどばすチャンネルで言及されていましたが 「大いなる回帰」をプレイすることでプレイ枚数が3増えるので後1枚追加するだけで直接召喚が出来る「アクティブエルフ・メイ」とは非常に相性がいいです。ただしメイの直接召喚は4枚目のプレイ時に発動します。つまり「大いなる回帰」を既に2プレイ以上している状態で使用すると4プレイ目を超えていきメイが直接召喚されません。注意しなければならない使用であると同時に、【既に5枚金虹カードを使用しているため最後の金虹を見せたくない場合】や【デッキ切れすれすれの戦いでデッキ枚数を減らしたくない場合】でのテクニックとしても使うことが出来るので上手く使いこなしていきましょう。しれっとしてれば相手からはプレイングミスかどうかも判別つかない細かな話です。

 フェアリーブレイダー・アマツ

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 手札にあるフェアリーの枚数に応じて自身のスタッツ強化と能力付与を行っていき6枚以上あるとフェアリーのスタッツ上昇と疾走を付与します。

6枚時の効果が発動すれば本体スタッツ3/4/5守護必殺に加え1/2/2疾走のフェアリーを6枚抱えることができ、ゲームエンド級の性能を獲得できます。森羅咆哮環境での2Pickでは「フェアリーサークル」がなくなり手軽な1コス生成こそなくなってしまいますがベーシックカードの「フェアリーウィスパラー」や「木立の精霊・ドリアード」や新カードの「悪戯な精霊」といった優秀なカードが多いためフェアリー生成枚数を確保することは難しいことではないように思えます。

とはいえ6枚集めるには他のカードを手札からどかす作業も必要でありエルフにはプレイ枚数を参照するカードやフェアリーを盤面に使っていくカードも存在しているためやや6枚の効果は現実的ではないように思えます。

4枚以上の効果はアマツ自体の性能のみを上げる効果であり6枚以上の効果と比べると手札に加えたフェアリーに恩恵がないためややスタッツの高い3コストフォロワーという認識になりそうです。

豊穣の闘士・アイリーネ

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4枚以上カードをプレイした際にプレイすると自動的に進化する効果。進化後には守護と2回攻撃に加え、攻撃時にあらゆるダメージを受けない能力を持ちます。

進化後の効果は非常に強力で中体力フォロワーの2体や大型フォロワーを3コストで突破しつつ4/4守護を残る形と作れます。この効果は次ターン以降も継続であり二回攻撃も同様な為処理強要能力も突出して高いです。

ファンファーレ効果はこのカードを含めると5プレイが必要で、同条件で1コストのカード「アクティブエルフ・メイ」の発動しにくさを考えると条件としてはかなり厳しそうです。

更に言うならば折角アイリーネ進化後に守護が付くことと処理優先度の高さを利用して行きたいと考えるならば無理矢理5プレイして小粒を並べるよりもアイリーネの裏に場に残ると厄介なフォロワー、例えば「心読む少女・ミツェル」や「森の巫女・パメラ」などと重ねて行きたいのでやはりこのカードは自発的に進化を振っていきたいフォロワーと言えるでしょう。

進化効果自体は常に強力ですが単体では相手に簡単に処理されてしまうスタッツなのでいつ使うか、どのカードと一緒に使うかで大きく性能が跳ね上がるのでこのカードの評価も使うプレイヤーによっては大きく異なるカードかもしれません。

萌芽の化身

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 フェアリーを1枚加える効果をもっていますが、「ナテラの大樹」が場にあれば1枚を2枚に変更し自身に突進を付与するフォロワーです。

 

「フェアリーブレイダー・アマツ」と同じくやや効果文の指し示す箇所が分かりづらいのですが突進が付与されるのはおそらく「萌芽の化身」であり、既存のカードに例えるならば盤面に依存しない2コストエフェメラ、ダメージ量とフェアリー獲得量が1ずつ増えた「森荒らしの報い」といえます。

流れもスケアリートレント→大樹・萌芽の化身→5ターン目にラティカやフェアリーを絡めた展開、と綺麗に使えるコンボがあるためフェアリー参照のカードがあるときや大樹を活かすデッキであればその隙を補ってくれるいぶし銀なカードとして活躍してくれるでしょう。

しかし金虹枠をこのカードで埋めてしまうのはいささかパワー不足感は否めずこのカードが活躍するには「ナテラの大樹」とフェアリー参照カード存在が必須ということは覚えておきましょう。あくまでも便利枠ということです。

ブルームスピリット

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「ナテラの大樹」があれば毎ターンフェアリーを場に出し、場に出たフェアリーを+1/+1する効果を持ちます。

フェアリー限定とはいえプレイ回数などの条件なしで1/2/2を作り続けることができ大樹があれば最速3ターン目に1/3 2/2の形を作れます。勿論ゲーム後半にラティカやブリッツエルフの為に温存していたフェアリーを使用して大樹なしでも活躍させるプランも取れるので今まで取れなかったゲームプランを取れるようにする面白いカードです。

このカードが強いかどうかは実際の環境次第(強いと言われるクラスにどれだけ全体除去が含まれているか)ですが、十禍絶傑のカードがなくなり大きな痛手を受けたエルフに新しい風を取り入れる1枚となりそうで今から触ってみたいカードです。

ナチュラル・マナ

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森羅咆哮で登場するマナシリーズの1枚です。マナ共通の効果に加え、10ターン目以降ならば0コスト2ドローという破格の性能になります。

5ターン目以降の効果はこのカードが1PPで2プレイを行えるためエルフの特性の一つでもある【プレイ回数】に大きく貢献してくれます。新カードのアイリーネや4プレイで直接召喚を狙えるメイなどは格段に使いやすくなるでしょう。ただしプレイ回数を稼ぐために1枚裂く余裕があるかどうかは完成したデッキによる所が大きいのでしっかり考えて取る必要があるカードでしょう。単体で活躍するカードではない為現状の評価は低くしています。

マナシリーズ共通の考察

ニュートラル以外の全クラスに配られた「○○・マナ」カードの1枚です。鋼鉄の反逆者で登場した「~~コア」の自然バージョンとなっており、各マナの共通点としては以下の通りです。

・1コストシルバーレアのスペルである

・ナテラの大樹を1枚加える

・5ターン目以降であればPPを1回復し、10ターン目以降ならば各マナ固有の効果が発動する

前提の認識として押さえておきたいのはまず5ターン目より前に使った場合は2PP支払って「ナテラの大樹」を出すことと同じ、つまり「荒野の休息」よりも弱いカードになってしまうということ。その為このカードのプレイは1ターン目を除き、5ターン目以降にするべきなのが基本となります(無論例外あり。様々なケースが考えられ、結構差がつく部分の可能性もあるため新弾始まったらまたブログでまとめるかもしれません)。

次に10ターン目以降についている効果ですが、今回の私の考察ではマナの評価にはほとんど入れていませんほぼ無い物として考えています。理由としては昨今の2Pickが金虹・銀枠の増加によりデッキの平均値が上昇し、10ターン目には決着が付いていることも珍しくなくなりました。特に森羅咆哮のテーマにもなっている「ナテラの大樹」はラストワードに1ドローが付いており、2Pickにおいてもよりフィニッシャーにアクセスしやすくなるのではと考えています。これにより10ターン目よりも前のターンに盤面を作ることが更に大事になってくると思うので、5ターン目以降の効果が活かせるかどうかのほうを優先して評価したいと思います。

スピアーエルフ

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疾走とラストワードによりリーダーダメージを持つ攻撃に特化したフォロワーです。

一般的に2Pickでは構築のように特定のコンボに特化したライフ一直線に狙うコンセプトデッキは組み難く、ライフダメージよりも盤面の展開を優先する事が最終的な勝利へ向かいやすいルールです。

その前例から行くとライフアドバンテージをスタッツを犠牲にして得たようなこのカードの評価は低いものとなるのですが、エルフには「ウォーターフェアリー」から2コス「森荒らしの報い」フェアリーと先攻1ターン目から先攻3ターン目までの相手を完全に制圧する術を持っています。こちらのプランが狙いやすいPick或いは2回目の金虹Pick終了段階で勝ち筋がほぼ見込めないような状況ではこのカードでアグロ的に勝つ可能性を捩じ込むと言った意味合いで狙う事はあるかもしれません。

悪戯の精霊

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新能力結晶を持ったフォロワーです。結晶効果ではフェアリーを3枚、ファンファーレ効果では2枚加えることが出来ます。1コスト4コストというのがどちらも優秀で、先程考察したラティカのファンファーレ効果を最速で発動させることができます。特別なコンボを抜きにしても1、4~6コストの動きをこのカード1枚で埋めることが出来るのは様々なカードと組み合わせることがある2Pickでは非常に優秀です。過去に登場した類似カード「森の哲学者」がかなり評価されていたこともありこのカードも同等の評価を付けてよいと考えています。

特別な性能ではないものの、タイミング問わず一定の性能を常に発揮できるとても器用なカードです。

スケアリートレント

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 2/2/2の標準スタッツを持ち「ナテラの大樹」を1枚加え、更に3プレイでフェアリーを1枚加えます。

 

ブリッツエルフ

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対空射撃

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ロイヤル

王たる光・ ベイリオン

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 後手4で条件をみたして進化するとベイリオンが8/7になります。2Pick壊れる。ベイリオンの効果はリーダー付与なので先攻4ターン目の盤面プッシュ兼守護という使い方もしやすく、PP回復をコンスタントに発動させることができれば後手4ターン目以外でもトレード面でかなり有利に戦えます。

しかしスペル生成の条件が「PPを回復すること」であり、現状簡単にPP回復をしているのは構築での「機械ウィッチ」と「AFネメシス」くらいであり、2Pickロイヤルで継続して発動させることはおそらく難しいと思われます。十禍絶傑の【オクトリス】もPP回復を含んでいたため悲しいところ。

専用スペルで体力を上昇される条件は「ナテラの大樹が場にあること」ですが、基本的に実装直後のタイプカードは枚数が乏しく起動が難しいというのが鉄板の考え方です。しかし「ナテラの大樹」は1度場に出たら1枚は残り続ける性質があり、効果も1ドローとおまけ効果としては優秀かつ汎用性が高いので、「王の一閃」の+2/+1バフは狙いやすいと予想してます。

メリットデメリット上げていきましたが総評としては他のカードへの依存性が強く、ベイリオン自体に他も自然カードをサポートする力がないので現状はあまり評価はしていません

ただ「紫電の黒豹」の自動進化を狙えたり、「レヴィオンシスターズ登場!」と合わせるといった様々なコンボが使ってみることで発見できそうなのが楽しみではあるので追加の「自然」カードに期待です。

君臨する猛虎

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アクセラレート4の3面展開効果と破壊されたフォロワー枚数が10体以上の場合に自分の他フォロワーのスタッツ+2/+2の上昇と疾走を付与する効果を有する疾走持ち指揮官フォロワーです。

ファンファーレ効果には10体のフォロワーの破壊が条件ですが15体の「炎獅子の大将軍」でも直接召喚は発動していた為、10体はさほど難しくないように思います。効果はニュートラルの「美食の伝道者」の項で述べた「風を知る者・ゼル」の効果を1グレード上げたようなものとなっており自身にも疾走が付いている事からもかなりの打点を見込めます。

元々ロイヤルは「月の刃・リオード」や「旅ガエル」といった潜伏打点はもっており、あとひと押しできるダメージが届かないそんなクラスでした。

そんな打点を補えるこのカードは恐らくロイヤルをフィニッシャー枠として様々な場面で活躍するカードの一枚になりうるのと思うので高く評価してます

 

森の姫・ミストリナ

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6/4/6守護という「クリスタリア・エリン」を彷彿とさせるスタッツを持ち、2コストの専用スペル「輝ける剣撃」をファンファーレ効果で加え、相手の場のフォロワーの数が自分より多い時2PPを回復し即座にスペルの使用が可能になります。

追加効果の条件ですが、恐らくミストリナ自身もフォロワーの数にカウントされている為、相手フォロワーが2体以上いる事が条件となります。念のため検証する予定ですが間違えないようにしましょう。

このカードの評価ですが先に私個人の結論から言うとめちゃ強いです。

相手フォロワーが2体以上の条件があるとはいえ揃えば4/4/6守護として扱えますし、この条件を満たせない状況はミストリナ単体で圧をかける事の出来る微不利〜有利盤面かPP回復せずとも「輝ける剣撃」を撃てる単体高コストフォロワーなので(同コスト帯のベルフォメットに対しては前ターンに投げられたカードを処理しない事前の立ち回りが重要です)今から話す「輝ける剣撃」の取り回しの良さもあり前述した「君臨する猛虎」よりも高いロイヤル最優先クラスのカードだと予想してます。

輝ける剣撃

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攻撃力最大のフォロワー1体に3ダメージで「ナテラの大樹」があればダメージが5に上がります。更にミストリナがいる場合はランダムなミストリナ1体に疾走を付与します。

後半の疾走を付与のランダム性に若干の違和感を覚えますが、恐らく以下のうちのいずれか若しくは複数だと思われます。

・「分身の術」による確定疾走を防止

・ストーリーのキャラクター的に《ランダム》である事を強調したかった

・今後追加されるカードに選択だと暴れる可能性がある

但しミストリナが複数並びかつこのスペルを構える事自体2Pickでは稀だと思うのであまり気にしなくていいと思います。

それよりも2コスト5点除去のコストパフォーマンスと進化6/8守護が疾走を持つ事の方が恐ろしく強く、このスペル自体相手の盤面に関係なくミストリナを出すだけでもらえるカードなので除去として抱える事も可能なので攻めにも受けにも使える正に万能カード、と言ったところです。

 

思わぬ躓き

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引いたカードに応じて1/2フォロワーかランダムなフォロワーに3ダメージのどちらかが発動し、エンハンスなら3枚引くことができます。

出た当初からこのカードの評価は議論をされていたカードですが私の見解では3コスト2ドローでこの効果ならとても強かったはずなのでやっぱり重いかなといった感じです。

単純なコスト面の話だけではなく最速で使える5ターン目というのが盤面ロスを許されない時間帯になっていることも少なくないというのも問題で、1/2に進化を振って処理はしたくないのでランダムダメージの方が出ればまだいいのですがフォロワーとそれ以外のカードの比率は圧倒的にフォロワーの方が多くなるのは必然なのでやはり使いにくいカードであると思います。

躍動する獣戦士

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「ナテラの大樹」があれば2/4/4突進、5/4/4疾走として運用出来るカードです。

実質2コストフォロワーではあるもののPP回復のフォロワーであるため、ミストリナとは6PP目に一緒に出せなかったり8PPだとエンハンスとPPのミストリナのPP回復量でこれまた一緒に出せないという若干の噛み合いの悪さを感じます。一方で「王たる光・ベイリオン」との相性は非常によく、エンハンスならば6点疾走としてライフレースの際には大きく貢献してくれるでしょう。

大樹や別カードとのコンボなしでも単体で最低限の活躍はしてくれるため、このカードもまた来期ロイヤルを支える1枚になると思われます。

必中の狙撃手・ワルツ

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元3コスのワルツがチョイス効果を自身に内蔵して帰ってきました。

手札に除去を抱えておけるというメリットこそ消えたものの見方を変えれば8コスト掛かっていた奇襲が6コストで出来るようになったというのは公開情報ケアをされないという点で大きな利点とも言えます。

更に新弾では「破壊の絶傑・リーシェナ」「輝く熾天使・ラピス」が無くなることもこのカードを気兼ねなく大型フォロワーやラストワード持ちに利用できる追い風となっています。

進化時効果も2コストフォロワーに付いてる効果とか思えない優秀さで進化スタッツもしっかり+2/+2されるためこのカードも 優先して取るべき1枚と言えるでしょう。

 

ブレイブ・マナ

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マナシリーズ共通の効果を持ち、10ターン以降ならば全てのフォロワーのスタッツを+1/+1します。

ロイヤルに存在する「ナテラの大樹」を参照するカード3種類のうち2枚が金虹であり、更に言えば大樹なしでも一定の活躍は見込めるカード達なのでこのカードで大樹を拾う理由はそこまでなさそうです。しかしこのカードの持つPP回復と全体バフ効果がこれらのカードと相性が良く、その追加で大樹も貰えると考えたら悪くない様に思えます。

ロイヤルのシルバー枠は優秀なカードも多く取捨選択が難しいですが金虹枠の内容次第ではこちらを選択していくことも視野に入れたいところです

分身の術

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自分フォロワー1体と同名フォロワーを場に出しそのフォロワーに突進とターン終了時に消滅するを付与します。

フォロワーのファンファーレ効果は起動せずラストワードも相打ちになった時にしか発動しないため、基本的にはスタッツの高いフォロワーやそのターン出したフォロワーに使用して除去スペルとして運用することになると思います。

 

除去として考えるには組み合わせ前提でありやや使いづらさを感じますが、このカードには「レヴィオンの英雄・アルベール」に使うことで進化込みで相手リーダーに10点を叩き込みつつ6/7盤面を作れたり「スカイセイバーリーシャ」を10ターン目に増やすことで「トワイライトソード」を最大2枚増やすなど攻撃的な使い方が可能です。相手の意識の外の行動でうまくアドバンテージを稼ぎましょう

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ハルバードウルフ

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各クラスにある2コストフォロワーの「ナテラの大樹」を生成するフォロワーで相手の場にいるフォロワーが自分よりも多い場合1PP回復します。

ミストリナの項でも述べましたがPP回復効果は最低でも相手フォロワーが2体以上いる場合のみ発動します。後手2ターン目に相手に2/2/2がいる時に発動すると勘違いしないように気をつけましょう。私はしてました。

2/2/2フォロワーであり追加のメリット効果を持っている事からもブロンズ枠では積極的に狙っていきたいカードとなっています。ロイヤルフォロワーで「ナテラの大樹」を生成出来るのはこのフォロワーのみなのでこのカードの有無が自然軸の最大値に大きく左右すると言ってもいいでしょう。

シーフガール

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フォロワーに突進を付与できる「黄金の靴」と+1/+1のスタッツ上昇を行える「黄金の首飾り」の2つの1コストスペルのどちらかを加えることができるチョイス効果を持ちます。

3/3/3という優秀なスタッツとチョイス効果から3・4ターン目のプレイどちらも優秀かつ中盤以降でも活躍出来ます。十禍絶傑のカードがPickリストから無くなり発動条件のための財宝カードが取りにくくなると思われた「海賊女王・アルビダ」のトリガーにもなるのでPickで見たら何枚でも取っていいとカードと言えるでしょう。

ヴィオンの探索者

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名前の異なるレヴィオンカードを2枚を手札に加えるファンファーレ効果を持つフォロワーです。

似たようなカードとして過去にPickロイヤルで優先的にピックされた兵士カードを2枚サーチできた5コストフォロワーの「アドバンスブレード」がありますが、「レヴィオンの探索者」はサーチ範囲が異なるレヴィオンカード2枚とかなり限定されています。

ヴィオンカードは手札に同タイプのカードがあったり場にある場合に追加の効果を使用できるカード群なのでこのカードでサーチできた場合「アドバンスブレーダー」以上に次のターンの展開を強力なものにできます。

一方で神羅咆哮ではこのカード以外のレヴィオンカードは存在していないことや元々レヴィオンカードの種類が少ないこと、異なる名称のカード出なければならないことからサーチそのものができるのかがとても怪しいです。

決まった際の恩恵も決して少なくないですが安定性についてはかなり低いように思えるので現状かなり取りたくない寄りの低い評価にしています。

ウィッチ

魔神の使役者

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各クラスから決められた既存のレジェンドフォロワーの中からスペルブーストに応じた枚数分ランダムに手札に加える効果を持つフォロワーです。

ナーフから解除された「昏き底より出でる者」と「魔将軍ヘクター」の衝撃が強すぎてそれだけで最高評価付けたくなってしまいますが、毎回この2枚を引けるわけではないのでしっかりの残りのカードについても吟味する必要があるでしょう。

そういうわけで残りの排出カードをみてみると「アドラメレク」以外のカードは盤面全てのフォロワーに干渉できる(通称AOEと呼ばれる)カード達で今までのウィッチが苦労していた横展開に対して牽制をすることができます。「アドラメレク」についても、スペルブーストと土アミュレットを駆使するウィッチの性質とマッチしており、意識せずとも高い攻撃力ダメージを出すことができると思われます。

大当たりが強力なため霞みがちですがよく見ると全部当たりのように私には思えました。

一部の人に分かりやすい例えにするなら

『期間限定キャラも排出される最高レアリティキャラ確定ガチャ』

とかでしょうか。解りにくかったらすみません。

2枚加える条件のスペルブースト6回というのは楽ではないものの狙えなくはないという絶妙な設定値であり、上記のように出るカードは一定の活躍が見込めるので2枚狙う価値は十二分にあると言えるでしょう。

以上からこのカードに勝ち筋を委ねるのは確かにリスキーですが決まれば確実に試合の流れは変わる上、残りのカード群も試合を繋げるカードとして申し分ないパワーを有しているので私はこのカードは率先してPickしたいカードとして評価することにします。

極点のエレメンタル

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アミュレットを戻す事で相手フォロワー全体にダメージを与えることができます。

ウィッチに足りない横展開を補うことができるのですが「眠れる災厄獣」と比較した際ダメージ量が低く相手リーダーにダメージが入らないことが気になります。本体スタッツも相手に圧がかかるものではないので結果としてあまり優先して取らなそうなカードだと思っています。

 

エレメントシャーマン・ライリー

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「ナテラの大樹」のプレイ枚数に応じて攻撃力が上昇していき自身の攻撃力が8となるタイミングで直接召喚が発動します。

最初に発表された時はカードの発表枚数も少なく、一弾で収録されるカテゴリの枚数では構築でも浪漫枠だろうと考えていました。

しかし今回のウィッチの自然カテゴリがアミュバウンスの特徴を持っている事と2コスの大樹を加えるフォロワーが20枚以下で4/4になる高性能フォロワーだったこともあり、4-5点ぐらいの打点ならば十分見込めると思われます。それを踏まえた上で9コストという重さと他カードのシナジーの薄さ、カードプールに「真実の狂信者」が存在しているという点から余程大樹特化にならない限り優先してPickする必要はないと思います。

因みに打点上昇の効果はファンファーレではないのでウルズでの復活などの場合でも発動することは覚えておきましょう。

 

ここから下では時短のため最初のカード説明と画像を省略することがありますがご了承下さい

 

カオスウィザード

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昨今のウィッチPickでは「真実の狂信者」を複数枚走らせる程度のスペルブーストは何の苦もなく行えており、新カードの「マナリアの叡智」などを使用すれば2-3コスト辺りならば簡単に達成できると思います。2コス1/2であれば2ドローは素晴らしい効果で3コスなら及第点というのは「純真の歌い手」や「ワンダーコック」の採用率の高さから言っても問題なさそうだと思うので、普段は3コスあたりで使えてたまに0/1/2で使える上振れもあるカードと捉えればそこまで悪いカードではないのではないか。というのが評価です。

 

静寂の実験室

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土の印を置きつつ2/2/2フォロワーを展開できる再録カードです。

当初は「叡智の魔術師・レヴィ」のサーチ先としてあまり取りたくない1コストアミュレット群(くず鉄の錬成や魔女の大釜)の代わりとして便利だなと言った印象だったのですが新カード群共通の効果により事情が大きく変わりました。

自分の場にあるアミュレットを選択し~~。そのカードがナテラの大樹であるならーー】

~~の内容は選択するだけのものと手札に戻すものの2パターンがありますが「ナテラの大樹」は1枚が場にあってはじめて次の効果を起動させることが可能になる性質上前述した「エレメントシャーマン・ライリー」の打点上昇を見込む以外では1~2PPの損をする行為となってしまいます。それに対して「静寂の実験室」ならば再びプレイした際に2/2/2フォロワーを出すことが出来るため再利用と相性がいいです(イメージとしてはエクストリームキャロットが近い)。

そういった観点からウィッチの新効果と秘術面・序盤展開の複数のデッキの要素を嚙み合わさって回転する歯車の役割を担える貴重なカードと言えるでしょう。状況によっては3枚とっても邪魔にならないと思います。

 

パイロエレメントソーサラー

一番気をつけたいのは自分自身も効果ダメージに巻き込まれてしまう点で、このAOEで撃ち漏らしたフォロワーを進化で上取りが難しいカードになっています。

シンプルに強力な効果である上、対エルフについては右に出る者がいないのでもしエルフが上位リーダに来ることがあればこのカードの評価も相対的にあげるべきだと思います。普段でも2枚くらい取っても十分活躍してくれる性能

エレメント・マナ

0コストのスペルブースト、ドロー加速でデッキ20枚以下の達成を早めるなどが出来ます。

ウィッチのシルバー枠にはより優先したい「存在の霧散」や「マナリアの見習い教師・パスカル」など他に優先したいカードもある上上記の考え方なら知恵の光が該当してるのでやっぱり率先して取りに行くことはないかなと思います。

マナリアの叡知

山札に1枚のカードを戻すので山札20枚以下の条件を満たすターンがズレるという明確な弱点はありますが「マナリアの防陣」「マナリアの魔弾」はどちらも優秀なカードでありこのカードのみでスペルブーストが3溜まり、1ターン分稼げると考えたら致命的な欠点では無いように思うので私はこのカードは高評価をつけています。アンが出なくなったこのタイミングでの収録はかなりPick環境を意識した様に見て取れるので運営さんの心意気に感謝です。

豪腕のゴーレム

今期Pickでは場に「ナテラの大樹」と土の印が混在する盤面が予想されるウィッチでは土の秘術の存在がとても重要になってくると思われます。手札に戻す効果持ちのカードはあるとはいえ大樹は1枚は置いておかなければ2枚目以降をドローに変換できませんし、ファンファーレ効果のある印は戻した後再び使用したいからです。

このカードは2コスで土を消費でき、7コスなら大きなスタッツを守護裏に隠す構図も作れることからかなりの使い勝手の良さがあります。

もちろん土無しでも標準的な活躍も期待できるのでこのカードの評価は高いです。

アースエレメンタラー

2/4/4 2Pick壊れる

特に言うことはなく強いのですが、このカードがすぐに盤面に干渉できる能力は無いのでただ出せば勝てる系のカードでないことは頭に入れておきましょう。

インパルスアルケミスト

アミュレットであれば全てのカードが対象となるためナテラの大樹であれば0コスト1ドローですし静寂の実験室であれば1/2/2として使えます。様々な展開に繋げることができどのアミュレットを増やしても損にはならないのでこのカードも評価は高いです。

ネクロ

ネクログループ・ルベル

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ファンファーレ効果で「ナテラの大樹」を手札に加え、2/1突進を持つトークン「ネクロアニマルズ」が場に出します。更に「ナテラの大樹」が破壊される度に「ネクロアニマルズ」を場に出す恒常効果を持っています。

5ターン目に使用する場合、過去に登場した同クラス・同コスト帯のカード「漆黒の剣鬼」に非常に近しい効果となっています。

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攻撃出来ないフォロワーに対しては剣鬼が勝るものの大抵のシーンでは下記2点の理由からルベルの方が優秀だと言えます

・ネクロマンスを使用しないどころか増える

・ネクロアニマルズのラストワード効果

「漆黒の剣鬼」は登場しなくなるまでネクロで優先Pickされていたカードであった事からこの段階でルベルの一定の水準が担保されている(レアリティや環境の推移は一先ず置いておきます)のですが、加えてルベルについては前述した効果があります。

恒常効果の方はこのカードの為に「ナテラの大樹」を溜めておく価値もある効果で、展開としても除去としても使えます。特に除去方面については「ネクロアニマルズ」のラストワードが展開・ダメージ・バフの何も盤面に干渉してくれるので「簒奪の使徒」に近いものがあるといっていいと思います。

そういった背景から金虹で受けの要素、元々ブロンズでやっていた事を金虹枠でも優先していいのかどうかという問題については、このカードの場合は優先してもいいと思います。

「漆黒の剣鬼」と同一の性能であるのはファンファーレ効果であり、続く効果を発揮出来れば更なるアドバンテージを稼げますしその条件も比較的緩いです。全体のカードパワーが上がっている事からもこうした細かい除去で横展開に対応出来るカードの存在は環境的にもマッチする可能性が高いと予想。現状では当時の「簒奪の使徒」と同じくらい評価してます。

リヴァイヴ・マナ

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 マナシリーズ共通の効果に10ターン目以降の発動なら0PPでリアニメイト4を発動できます。

各マナシリーズで言及していますがこれらのシリーズの評価はそのクラスの「ナテラの大樹」の重要性で決まります。10ターン目の効果も大事ではありますが2Pickでは序盤中盤の盤面の取り合いが非常に重要であり、どれだけ強くとも5ターン目以降の効果を活かせなければそれまでは使い道のない不必要なカードとなってしまうからです。

ではネクロの場合はどうなのかと言うと

・新カードルベルとイモータルエレファントもナテラの大樹の枚数を必要とするカードであること

・ナテラの大樹が破壊されることでネクロに不足気味であったドローを得られること

・このスペルとナテラの大樹で墓場が2稼げること

以上の3点から他のクラスよりも得られる恩恵が大きいと思います。

というわけでルベルやイモータルエレファントをデッキに入っていた場合は優先してPickしてよいカードだと評価します。

シーフスピリット

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「ナテラの大樹」を加えるファンファーレ効果を持つ2/2/2フォロワーです

スパルトイサージェントさん…

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というわけで新世代のベーシック2/2/2を象徴するようなカードです。ネクロの金虹枠がどちらも「ナテラの大樹」の枚数を要求してくるカードだったのでこのようにネクロマンスと自然の両プランを進行出来るこのカードは優秀な低コストだと言えそうです。

イモータルエレファント

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パッとみ勘違いしやすいし事実しゃどばすアカデミーの方々も「モルディカイみたい」と言っていたので無理も無いのですがこのカードはモルディカイでも奇術師でもなく

「大樹版ペガサスデュラハン」です。

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破壊されたら大樹がエレファントに変わるのではなく、「エレファントの効果が付いた大樹を破壊するとエレファントが出る」ので蘇生にはタイムラグが発生しますし能動的に割らなければ一生眠ったままです。そういう意味で理想と現実が乖離しやすい1枚ではあるがルベルと組み合わせた際の展開力は凄まじいので一度は狙ってみたい。だけど金虹で優先して取るほどのパワーは今の所は感じないという評価です。

追記:「ナテラの大樹」の効果がプレイしたばかりの方を破壊する可能性のあるテキストということもあり、条件をしっかり揃えた状態でもラスワを確実に起動させることが出来ない可能性が出て来ました。そうなってくるとよりこのカードの評価は下がりそうです。

ドラゴン

呪われし影・ヴァイディ

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4/4/4というスタッツでファンファーレで専用スペル「影の侵食」を加える効果と進化後にそのスペルのコストを2下げる効果を持ちます。進化後のみではありますが必殺が付いており対面に来ると中々に厄介なフォロワーです。ただしドラゴンには優秀な進化時効果カードに加え、「慈愛の竜戦士」と言った展開を行うための進化先もあるのでこのカードの優先度は「影の侵食」の評価次第になりそうです。

 

影の侵食

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破壊された自分の「ナテラの大樹」の枚数分相手リーダーにダメージを自分のターン終了時に与える効果です。4コストですがヴァイディを進化していれば2コストになるためヴァイディのスタッツも合わさりプレイする事は然程難しくないように思えます

恐らく1度発動すれば毎ターン効果を発揮するのでダメージ効率としては1枚の時「奮励のしゅん秀・シルヴァ」と近いものがあるため2点出れば破格の部類。ネメシスと違いドラゴンは疾走フォロワーや攻撃されないフォロワーを多く抱えるクラスでもあるためダメージ累積の勝利の寄与度はかなり大きいと予想しています。

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最大の問題は「ナテラの大樹」の破壊がどのくらいし易いのか。大樹には同名カードを破壊する効果が付いているので1試合で「ナテラの大樹」が手札に入る期待値が何枚なのかと言い換えてもいいかもしれません。

具体的な数値を求めるには関連カードの種類と質が必要なのでここでは出来ませんが、

・大樹生成カードは自然タイプの中の一部のカードであること

・試合中にプレイするにはPickして、デッキから引いて来なければならない

以上の2点を考えると侵食が2点出せるようになる3枚はかなりラッキーな方になるかなと言った印象です。

STRの機械関連のカードが次弾から真価を発揮したようにこのカード単体での活躍はまだ先になると現状は評価しておきます。

 

余談ですがもし仮にヴァイディ自身に大樹を出したり破壊する効果が備わっていたら現段階でかなりの高評価を付けていました。自己完結しているかどうかというのは特定のカードと意識的に組み合わせる事が難しい2Pickでは大きく評価が分かれるところになります。

 

ドラゴンシェフ

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リーダー回復1点のファンファーレ効果を持ち自分の場にアミュレットがあるなら回復量が3点になります。

効果だけ見ると物足りなさを感じますがよく見るウィッチフォロワー「真実の信者」と同様な事が書いておりスタッツも3/3/3なので特別悪い性能をしてるというわけではありません。

ただドラゴンにはエンハンス6で自動進化をする「雄大なるルフ鳥」がすでにいるので結果として優先度は低くなると思われます。

このカードに関しては自分が使用する際よりも対戦相手がドラゴンの時に強く意識したいです。ブロンズ枠に3/3/3が2枚になったので3tの動きは基本的にそれになる事、ルフ鳥がプレイされた際は概ねこのカードは持っていないと判断できるなど様々な思考を巡らせていきましょう。

ニードルドラゴニュート

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選択したフォロワー1体の状態に応じて1ダメージか3ダメージのどちらかを与えるファンファーレ効果を持ちます。

このカードの素晴らしい所はドラゴンの空白のコスト帯であった5コストでこの汎用性を実現してくれたという点です。

5ターン目というのは進化権によるトレードが始まりお互いのフォロワーが傷つきやすいターンです。その為最速でのプレイもしやすく、スタッツも5コスト相当になっているのが非常に嬉しいです。ドラゴンでは優先してPickされるカードになるでしょう。

ビショップ

エクセスプリースト

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 ランダムな相手フォロワー1体を消滅させるラストワードを持ち、結晶効果でも同様の効果を持ちます。

ランダム要素があるとはいえ確定消滅が強力であり低コストでの運用も可能な為2Pickでは活躍の機会が多いカードと言えます。

一方で横並べに関しては対応力が低い点や低コスト1カウントアミュレットのシナジー筆頭である「フラワーフェザーフォルク」とのコンボが出来ない事がこのカードの短所となっています。(6PPならば説話の伝承とのコンボは可能)また相手に先に大型フォロワーと着地されてしまうとこのカードでは間に合わない事も多いです。

幸いにも横並べに関しては「安息の狂信者」や「射殺す輝き」という相性の良いカードが残っているので相手視点、読みを求められる厄介なフォロワーである事は間違いなさそうです。

詳細な評価は使ってみないと何とも言えませんが「邪教の神父」のPick状況を見て取りにいってもいいカードかなという印象です。

タリスマンシスター

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他5コストカードとの兼ね合いこそ難しいもののビショップの性質に合った優先してよいカードの一枚と言えそうです。

フェザーフォルクパニッシャー

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2コスト標準スタッツを持ちアミュレットを出した場合にリーダーにダメージを与える効果、更にそのアミュレットが「ナテラの大樹」ならランダムな相手フォロワーに1ダメージを追加で与えます。

前提として2/2/2には序盤の盤面作りという大事な役割があるのでこのカードには一定の価値があります。その上で他の効果に目を向けるのですが同様に1ダメージを与える「安息の信者」「笑顔の魔女・エミル」と比べると効果を発動にリソースを割かねばならないという点がネックになります。

「ナテラの大樹」による追加効果も悪くはないのですがやはり刺さる状況が限定的という事でやはり他の2コスフォロワーの中では一段劣ってしまうカードなのかなという印象です。

 

このカードの最大の欠点は今までフォルクと略していた「フラワーフェザーフォルク」と名前がバッチリ被っていることです。「ボーンバースト」が「ボーンバッファロー」のどちらも「ボンバ」となるのと同じくらいややこしいです。とりあえず「罰フォルク」「花フォルク」という差別化は可能ですが今後も増えそうな予感

ヴァンパイア

 



ネメシス

マキシマムメタルゴリラ

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共鳴か自分の場に「ナテラの大樹」が有ると疾走がつくという己の肉体を最大限に活かしたカードです。

疾走のタイミングは対戦相手視点からでも分かりやすくはなっているので顔にダメージが入ると困る展開の際は守護を置いておくと次に走るまでには2ターンの猶予が生まれるので守護を置くことをお勧めします。それでもプレイしてきた場合は「粛清の英雄・メイシア」持っている可能性が高いです。なので守護を置くことをお勧めします。

なんとか進化権を使わせたらその後は次に説明する「テクノロジー・マナ」による疾走連打プランが想定されます。なので守護を置くことをおすすm…

そんな感じで対ネメシスは後半にかけて疾走のパターンがいくつか増えたので守護を駆使、或いは押し込みを許さないプレイを心掛ける必要性を決定づけた1枚と言った印象です。そのくらいのインパクトがあるしプラン通したら負けに繋がる強いカードだと思います。「旧アルベール」や「旧アイシャ」がフィニッシャーとしてPickで活躍していた事を考えたらそれより速いわけなので経験則的にそう思っている方は多いと思います。

テクノロジーマナ

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各マナシリーズ共通の大樹生成効果と5ターン目10ターン目以降に追加される効果を持ちます。このカードの場合はレディアントAFを手札に加えます。

性能面については各マナシリーズの際にも触れていると思いますが10ターン目以降に使える効果はどれも0PPかつ「ナテラの大樹」のオマケを付けながら発動するには破格の効果であるため、これらのカードの評価は「5ターン目以降の効果が強く活かせるのかどうか」に大きなウェイトが占められていると私は思います。

10ターン目以降強いといってもそれまでに強く活かせるカードで無ければ10コストの重たいカードと手札に来た時の価値は変わりません。

ではこのカード、というよりネメシスクラスの場合はどうかというと恐らく活かすことは難しいと考えています。

理由としては

実はAFフォロワーを直接手札に生成する初めてのカードだったりします。(AFアミュレットだと「破壊の絶傑・リーシェナ」や「光明を齎す発明家」がある)

もしこのカードの効果が一度デッキに入れてからレディアントAFを手札に加える効果だったとしたら共鳴と非共鳴を即座に行き来できるので「ナテラの大樹」と絡めた「マルドッキオ」や新カードの「暗雲の巫女・エネス」のコンボがあったかもしれないのでちょっと残念です。

 

ドリルヘッジホッグ

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「ナテラの大樹」を加えるファンファーレ効果と共鳴状態で突進を持つ2コス標準スタッツを持つフォロワーです。

マキナサーヴァントさん…(泣)

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というわけでこのカードも時代の流れを感じさせる性能となっておりこのカードの評価も「Pickしたい2コスフォロワーの一枚」という位置に私は考えています。

ただしこれは単体の性能だけを見た時の話で実際にPickする際には『AF生成フォロワーとどちらを優先するべきか』という問題が起きる事が予想されます。

9/10の段階で新カードのAFフォロワー生成カードは殆ど紹介されていない一方で、「メカニカルガンナー」「機械の加速兵」「異次元からの侵略」のシルバー枠最強のAF関連カードは健在です。これらのカードをPick方針の軸として考えたいのならやはりAF生成はブロンズレアの中から優先してPickしていきたいです。

このカードを優先するべきかはカードプールがまとまり次第という位置に留めておきます。