世の中は三日見ぬ間の桜

主にシャドウバースの特殊フォーマット「2Pick」に関する内容を主に取り扱ってきます。

2Pick視点で見るシャドバプロリーグ第1節注目ポイント

初めましてお久しぶりですこんにちは。PaRのソーというものです。先日行われたRAGEの会場でチームメンバーにPickの面白さを伝えることが出来たのでホクホクしてます。

今回は遂に開幕するシャドバプロリーグ2ndシーズンの第1幕を見どころをあまり取り上げる人が少ないであろう2Pickの視点から取り上げようと思います。

 

G×G vs マリノス 先駆け(魁)の総大将「フォレスト」の初陣

第1節の見どころは何といっても今期新規参入のG×Gの初陣でしょう。

特にこのマッチにおける2Pick戦の重要度は他の4チームの戦いよりも高いものとなっています。

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こちらがG×Gvsマリノスのオーダーです。構築フォーマットはお互いに1st2ndリーダーが3rd4thリーダーとぶつかる形となっています。今期のローテーション環境はミッドレンジロイヤルと聖獅子ビショップが頭一つ抜けており。前日のJCG決勝トーナメントでも9割以上がその組み合わせを使用していました。

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 となると構築では1勝1敗の形になることが容易に想像出来るためこの1戦は2Pickの勝敗で決すると言っても過言ではないでしょう。

そこで今回はG×Gにスポットを当てて、フォレスト選手のプロフィールを確認していきます。

 

プロフィール

https://rage-esports.jp/league/sv/team/

詳細なプロフィールは上記シャドバプロリーグ(RSPL)公式サイトで閲覧出来るため割愛しますがここでは実績の項のみ抜粋

シャドウバースの主な戦績

Shadowverse World Grand Prix 2018 出場
RAGE Shadowverse Brigade of the Sky 準優勝
JCG Shadowverse Open 8th Season Vol.13 2Pick 優勝
JCG Shadowverse Open 9th Season Vol.28 2Pick 優勝

 RAGE準優勝やBOS環境初期に人形ネメシスの原型を提唱した人物なので構築フォーマットの印象が強いですが、実はRAGE以前から2Pickの強者として知られていました。そしてJCG2Pickではプロになる前に1回、つい最近1回優勝を果たしプロリーグの中でも今とても勢いがある選手と言えるでしょう。

 

どんなプレイスタイルの選手なのか

私が実際にお話しして当時感じたフォレスト選手のプレイスタイルは

・攻めの盤面形成を得意としている

・覇道的思考の持ち主

の二つで、Pickを専門的にやっている方の中でこのスタイルが取れる方は非常に珍しくプロリーグの2Pick担当にもいなかったタイプの選手となっています。(あくまで筆者個人の意見です)

 

これだけだと分かりにくいと思うので脱線しすぎない程度に説明したいと思います。(詳しい説明はプロリーグ2Pick担当選手の紹介記事で書けたらと考えています)

1つ目は簡単に言ってしまうと「序盤から進化を駆使して盤面を作り相手の進化権を強い箇所に使わせないプレイが上手い」ということです。既存のプロプレイヤーと比較するならば「さに選手」はこの方針と逆をことをよくやる選手で序盤の進化を温存しつつ1枚で如何に相手のカードを消耗させて優勢を少しずつ形成していくかというプレイを得意としています。そういう意味でも今までのプロリーグでは見られない新しさを感じるプレイが見られるかもしれません。

 

2つ目はもう少し砕いていうなら「環境に強いカードがあればあるほど自分が有利である」という考え方になるのですが、これは単にポジティブシンキングというわけではありません。

皆さんは環境を支配している強力なカードを見た時にどのような感想を持つでしょうか?ナーフしてほしい、そのカードをどう対策するか?というように考えるのが一般的だと思います。

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ですがもしそのカードを相手よりうまく使うことが出来るならそれがそのまま相手より有利な要素として働くことになります。この考え方もって実行しているのがフォレスト選手だと個人的には感じています。もちろん言うのは簡単ですが実践するのはとても難しいことです。

一応例え話も用意してみました。時間がある方は===線の中も見てみてください。

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例えばですが、ここに2枚のカードがありそれぞれ他者よりも2倍上手く使える選手がいたとします。シャドバのカードはそれぞれ持っている効果が違うためカードごとの強さ、所謂カードパワーが変わってきます。仮にメカゴブリンのカードパワーが10としてラブリーモニカが100としましょう。

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それぞれのカードを2倍上手く使える選手はPickの段階でメカゴブリンはカードパワーが20なのに対しモニカを2倍上手く使える選手はカードパワーが200のカードとしてPickすることが出来ます。そのためカードパワーの高い用途の広いカードをうまく使えるということはシンプルなカードを使いこなすことよりも見返りが大きく勝利への貢献度も高いということです。

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だいぶ長くなりましたが私が今回のRSPLで皆さんに注目して見てもらいたいポイントは

・G×GvsマリノスのPick戦の勝敗とチーム戦の結果

・フォレスト選手のPick方針と盤面形成術

・そして各チームPick担当者のリーダー優先度

この3つとさせて頂きます。

急遽書いた内容で全チームの見どころを書く時間がなく残念ですがここまで見て頂きありがとうございました。他4チームの試合のPick的見どころについてはツイッターのほうで補足する予定ですのでそちらの方も見ていただけると幸いです。

皆でシャドバプロリーグ楽しんで盛り上げていきましょう!

 https://twitter.com/SopuranoSo

Pickしたら幸せになれる強くて楽しいカード達の紹介(後半)

この記事は前回の続きです。今回はエルフ・ロイヤル・ウィッチ・ネメシスの強くて楽しいPickしたいカードを紹介していきます。

 

 エルフ

絢爛の紡ぎ手・コルワ

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新カードではないのですが初登場時からその唯一無二の性能でエルフで重宝されてきた一枚です。

恐らく多くの方のイメージとしてプロ選手がプロリーグで挙げた「森の戦士」とのコンボが思い付くのではないのでしょうか

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実際このコンボは対策できない非常に強力な効果です。

しかし私が今回コルワを推すのはこのカードとの相性の良さだけではなくエルフのカードプール全体との関係にあります

今のエルフを構成する要素としてプレイ枚数を参照するカード

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場のフォロワーが残ると恩恵の強いカード

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そしてバフにより効果を発揮するカード

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これらのプレイ枚数・生存ボーナス・バフに関わるカードを足すとエルフカード全体の約1/3を占めている訳です。この広い範囲のカード達全てコルワ1枚でサポート出来てしまうと考えるととてもすごいですよね。

エルフのPickが難しいと感じてる方はとりあえずコルワを優先的に取ってみるとエルフの面白さを感じやすいと思います。

 

ウィッチ

滅拳の魔術士・マギサ

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スペシャマジカルショータイーム!

 

一度は聞いてもらいたいボイスで私はかなり癖になりました。

単体のパワーではグレアエレノアといった進化2面処理フォロワーには一歩劣りますが前環境よりバランスを保ち難くなった土の印と秘術のバランスを一枚で秘術側に寄せてくれます。

土の秘術4まで効果はありますが1,2の段階で十分な性能を備えてるので序盤から土の印が置かれる展開ならば積極的にプレイしていくといいと思います。

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ナーフされた召喚士への強力な繋ぎ役として
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マジックソードガールとマギサの効果を上手く噛み合った場面

 

ロイヤル

白刃の剣舞

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構築ではかなり流行してますね。2Pickでも除去と打点上昇は非常に強力な効果です。

発動にはフォロワーを用意する必要があり「前線の城壁」を失ったロイヤルにとってエンハンスでの使用はハードルがやや高いように思えました。しかしロイヤルの特色の一つである潜伏フォロワーを使うことでこのカードの使い易さは大幅に改善されました。

同じ弾に収録された「二刀流」も潜伏フォロワーと相性の良いカードでこのカードとは潜伏フォロワーを通して互いの長所を活かしあえる関係になっています。

白刃の剣舞はエフェクトと効果音がとても心地よく、普段ロイヤルを使う機会のない方には是非とも使って欲しい1枚です。

 

ネメシス

百機王・グライアス

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ネメシスは組み合わせて楽しいカードが多く、どのカードを紹介するか迷いました。 今回は初めての方でも使いやすいよう単体でも効果が完結しているこのカードをピックアップして見ていくことにします。

自身にダメージが入ることでプロダクトマシーンを出し、それをサポートする2枚のスペルを手札に加えます。グライアス本体とプロダクトマシーンは効果で加わるスペル「グライアスの威光」のバフ対象なので相手からしたら放置し難い状態を作れます

本体スタッツが4/7というのと突進がトークンを出す条件と相性が良く「グライアスの咆哮」を重ねると 分割6点ダメージ+1/1機械2体出しというかつて猛威を振るったヴァンプフォロワー「ステンノ」に近い性能をしています。

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グライアスの咆哮は0コストスペルなので手札に温存して次の展開に備えることも可能です。例えば手札に「アナライズアーティファクト」と「エンキドゥ」があり次のターンが共鳴ではない時、次のターンアナライズに咆哮を撃つと共鳴状態になるので「エンキドゥ」の効果が発動出来るようになります。

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見落としがちですがグライアスのプロダクトマシーンを出す効果は相手ターンでも発動します。ランダム要素を絡めた処理や2アクション以上かけての全処理を目指している場合は順番に気をつけるようにしましょう。

「侮蔑の絶傑・ガルミーユ」のエンハンスはこの効果を逆手に取った最高のカウンターです。意識して決める事ができたのなら最高に気持ちいい完全勝利と言えるでしょう。

 

今期のネメシスは「機構の解放」「機械の加速兵」などコンボに特化したカードも使いやすくなっているので決まった時の圧倒的な破壊の愉悦を楽しみたい方にはネメシスがオススメです

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例えばこの場面で機構の解放を使うと相手フォロワーを処理してこちらは盤面いっぱいに展開しながら6ドローすることができます。

 

前後半に渡りましたがここまで見て頂きありがとうございました。前半から少し間が空いてしまいましたがこれからPickを始める方の後押しや今やっている方々の参考になれたらいいなと思います。

 

次回はローテーションとPickどちらにも役に立ちそうな内容を一つ。もう一つは対戦シーンから少し離れ、新弾の世界観をあるカードのフレーバーテキストから考えようという記事を投稿する予定です。

投稿通知はツイッターで行なっているので興味を持ってもらえたらフォローしてもらえるととても励みになります。

質問や要望などもTwitterからよろしくお願いします(ソωー)

ソー/PaR (@SopuranoSo) | Twitter

【ローテ&Pick】潜伏フォロワーを倒せるカードクラス別一覧と考察【STR版】


こんにちはソーです。普段は2Pickをやってない方でも楽しめるような2Pick記事を書いてます。今回は2Pickローテーションどちらでも脅威となっている潜伏についての話をしたいと思います。

 

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シャドウバースと潜伏は切っても切れない関係

シャドバでは定期的に潜伏が軸となるデッキが環境に入り、その対処の難しさから高い勝率を叩き出しナーフされるを繰り返しています。


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そして今環境もまた潜伏を利用したデッキが存在し、これから勝ち続けたいと考えているなら対策は必至…ということで現在のローテーション環境で使える潜伏フォロワーに干渉できるカードをリストアップしてみました。中には条件があったりダメージ量が低いものもありますが組み合わせることで何倍も強くなることがあるのがカードゲームの醍醐味。ここではとにかく潜伏フォロワーに干渉できるカードを列挙していきいろんな可能性を皆で模索出来たらなと思います。

※この記事は最新弾『鋼鉄の反逆者』のローテーション・2Pick環境を対象とした記事です(アディショナル後はまた別で作成する予定です。)

 

ニュートラ

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ローテのみ使用可能…グラス・神罰

 次元歪曲までは非常に乏しかったランダムダメージが2枚追加されデッキタイプによってはどのクラスでも大ダメージを出せる可能性が出てきました。

2Pickでも神罰がなくなって潜伏や大型を処理する手段がより限定的になったのは前期との大きな変化箇所だと思います。

 

エルフ
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ローテのみ…エルフトラッカー

注目は眠れる妖精の森です。このカードはチョイス先のカードで潜伏フォロワーを攻撃不能にしますが他方のチョイスカードはリーダーに攻撃するフォロワーに1ダメージを与える効果を持っています。つまりアーカスネクロのゴーストへのメタにもなっており、1枚で二重のメタを貼れる面白いカードとなっています。
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ローテのみ…なし

ランダムに散りばめるカードが多い印象。特に白刃の剣舞は相手の展開を一旦許す戦法を取る潜伏カードを咎めやすいデザインかなと思います。
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ローテのみ…デモンフレイムメイジ ストームレイジ

 超越ウィッチ全盛のころから潜伏への耐性が薄いウィッチですがローテーションも変わりはなさそうです。機械魔導のゴーレムは類似効果の簒奪の使徒よりもコストが低い分機械カードが充実してくれば相当量の打点が期待できるためアディショナルに期待しましょう。

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ローテのみ…灼熱の嵐 ギルヴァ

単純に「触る」ことに関して言えばドラゴンが一番多いでしょう。ダメージ量は殆ど1でこれだけで処理をすることは叶いませんが「怒れる豪炎のドラゴン」はダメージさえ受けていれば問答無用で破壊できます。例えば「正義のドラグーン」から「竜の翼」をチョイスしておき、10PPで「竜の翼」→「怒れる豪炎のドラゴン」と繋げることで相手のフォロワーだけを一掃するできます。

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ローテのみ…なし

 ネクロに関しては現在でも使われているカードが多いですね。沈黙の詩や屍病の街もアーカスフェリコンボを回避不能にするという点で選択肢の一つかもしれません。


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ローテのみ…激情の悪魔 デモンストーム

新カードヴェノムバイトはランダムの4点ダメージなので潜伏フォロワーも取ることが出来ます。ヴァンパイアはベーシックに全体除去があるのも特徴です。
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ローテのみ…愚神礼賛

ビショップと言えば全体除去のイメージが強いですが最近はランダムな確定除去も増えてきました。聖獅子軸、リモニウム軸どちらに舵を切るにも関連パーツは40枚に届いていない為こういったカードが採用圏となるかもしれません。
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ローテのみ…人形遣いの糸 クリスタルキャノン

 AFによる除去が優秀な一方で潜伏に対する耐性はやや低めに見えます。表示されているカードは発動に何かしらの条件を要求しているものが多く、潜伏の対処に重要な奇襲性即効性が欠如してるのもネックです。

 

 

まとめ

単体のカードだけで潜伏フォロワーを対策しようとするのは難しい

当たり前の話ではあるのですがなんでも破壊できるカードというはそれ相応の条件やリスクがつくのでとりあえず採用してもデッキ本来の動きを阻害してしまう要因になりがちです。逆に条件が緩いカードやコストが低いカードは効果範囲が狭いことが多く単体では本来の目的を果たしてくれません。しかしドラゴンの項で上げたコンボのように組み合わせることで大きな戦果を得られる組み合わせは必ず存在します。

特定のコンボを見つけるためにはまず可能性があるカードを知っている必要があります。今回の内容とリストが皆さんの閃きのとっかかりに、大げさに言うならこれを見てくれた方の大型大会での勝利に繋がればなと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。次回は対戦から離れたシャドバの世界観の話をする予定です!

 

 

 

Pickしたら幸せになれる強くて楽しいカード達の紹介(前半)

こんにちはソーです。新弾カードの事前評価記事以来ですが皆さんシャドウバース楽しんでいるでしょうか。現在はグランドマスターを目指している人や新しいデッキを試している方も多いかもしれませんね。

 

環境初期はカード把握や不足しがちな資産目的で2Pickをやるべし

もしパックを開いても欲しいカード(特にスキンカード)が出なかった方やどんなカードがあるのか分からない!という方には2Pickがオススメです。

 

2Pickでは最新の弾のカードが優先して各レアリティで出るので持っていない新しいカードを万遍なく試すことができます。

他にも作ったときには気づかない構築のヒントとなる特殊なコンボが見つかることもありますし、あまり見ないカードのボイス、特定のカード同士の掛け合いなども聞けるのでシャドウバースやオリジナル作品でのキャラクター同士の関係性という視点からでも楽しむことが出来ます。

 

 

今回は2Pickをこれから始めようとしている方のために取ると強いしボイスを含め楽しいことができるよというカードを各クラスごと1枚ずつ選んでみました。環境始まって間もなく皆が同じスタート地点にいる今、気分転換にでもいかがでしょうか。

 

 

ヴァンパイア

魔眼の蛇神・メドゥーサ

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ヴァンパイアは今期に入って強力なカードをいくつか貰いましたが中でもメドゥーサは2Pickにおいて突出している1枚です。

出すだけでフォロワーが4体並び毒蛇に必殺と守護がつくためメドゥーサを倒すことも一苦労です。

新カードの「ヴェノムバイト」と相性がよく周りの毒蛇をやっとの思いで倒した相手対しては正に致命傷となるでしょう。

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破壊時ボイスの「絶対おかしい!」に対して「(おかしいのは)お前じゃい!」と声に出してツッコミを入れると試合のテンポがとても良くなるのでおススメです。

 

ネクロマンサー

永遠の花嫁・セレス 

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回復効果が付いているので早急に処理する必要があるのですが進化時3/6スタッツに加えて交戦時に3ダメージを与えてくる為有利に倒す事がとても難しいフォロワーとなっています。

 

セレス自体も強いのですがファンファーレ効果で貰える『永遠の誓い』がとても面白い効果となっています。

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一見隙の大きな6コストスペルですが2コスト以下のカードは0コストになるので打ったテンポロスは見た目以上に小さいです。
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そして発動させた次のターンは下がったコストでPP全てを使えるので普段は実現しない組み合わせでカードが使えます
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楽しい

 

セレス単体でも強いカードなのでもっと楽しいコンボを決められた方はぜひ #ソーpickメモ

というハッシュタグをつけてツイートしてもらえると嬉しいです。見つけ次第すぐにRTしに行きたいと思います。

ビショップ

フラワーフェザーフォルク

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急にブロンズのカードが出てきてこの記事信用していいのか怪しく思われた方もいるかもしれませんが払拭できるよう説明したいと思います。

このカードは自分のアミュレットが破壊された時に進化をします。これだけだと過去にも類似したカードがあるのですが自身の効果でカウントダウンを進める事ができるので他のカードの能力を借りることなく5/7突進を作れます。

加えてビショップのアミュレットは破壊される時何らかの効果が発動するのでビショップにとって貴重な進化権を温存しながら対処を行えるのは嬉しいところ。

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このように5ターン目からコンボを決めて行けることも強いですがこのカードは組み合わせられるカードの幅が広く全てを挙げようとするとそれだけで1本記事が書けてしまうのでここでは相性の良いカードを3枚ほど出して終わろうと思います。

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ドラゴン

フルメタルドラグーン・バイロン

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「超☆変化」というボイスと共に後ろに並ぶフォロワーのバフを行います。今までのドラゴンでは横並べよりも大型を使うデッキという印象でしたが2Pickでは優秀な低コストや「マシンダイバー」などのカードによって横展開で盤面を作れる楽しいクラスになりました。「マシンエンジェル」を使うと4コスでエンハンス8の「オルカの大渦」と同じ働きができ、その展開力に病みつきになること間違いなしです。

ちなみにバフをかける際のボイスは「超☆変化」ではなく「頂点へ」が正しい気がします。正解は大抵フレーバーテキストの中にあるのですが空耳でも何でも覚えやすい名称で覚えるのが一番楽しいと思います(逝こう!モニカちゃん!)

 

 

一つに纏めて全クラス書く予定でしたが全て書き上げるまで時間がかかりそうなのでここまでを前半という事にします。

5連勝することは難しいですが色んなカードが活躍したり画面映えするシーンがいっぱいあってとても面白いので是非2Pickやってみてください。

困ったことや気になることがありましたらツイッターのリプやDMで聞いてもらえればお答えしますのでまずはチャレンジしてみましょう!

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PaR2Pick支部のシャドバ新弾カード考察その6

こんにちはソーです。遂に新弾ですね朝からメンテが明けるとのことなので寝る方ねない方いると思いますがそれまでの時間潰しになればと思います。

 

ロイヤル 

トランプルフォートレス 4/3(6/5)ゴールド・機械

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条件を満たした状態で進化をすると先陣の騎兵顔負けの4体のフォロワーが並ぶことになり2Pickで完璧に返すことはかなり難しいです。ですがその分発動は厳しく「キャノンスマッシャー」以外の機械カードは特別優先して取りたいカードと言うわけではないので初手でPickして寄せる方針を取っていない場合を除き中々発動できないというシーンは多くなりそうです。

一応エンハンス9の効果のおかげで9/9/8突進としての使い方もあるので完全に機能不全に陥らない点はありがたいです。

ドラゴン

 ドラゴン牧場 8コストアミュレット ゴールド

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竜の峡谷をオマージュしたアミュレットであちらよりもコストが1コスト高い分フォロワーが出るタイミングが自分のターン開始時になった事で更に処理をしにくい盤面を作れるようになりました。またファンファーレでもフォロワーを出すため進化を使って処理をしたり、3種類の内2体は即座に盤面に触れることのできる疾走・突進持ちのため隙も少なくなりました。

ドラゴンの8コストがやや多すぎる気はしますがこのカードも次のPick環境を支える1枚になりそうです。

 

 

ネクロマンサー 

ハザードネクロマンサー 8/6/6(8/8) ゴールド

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発動さえすれば3体のフォロワーを展開できこのカードのスタッツも相まって処理が難しいと言えるでしょう。公式FAQで12、0、0のパターンもある事がそれとなくほのめかされていました。かなり低い確率とはいえ必ず3体出るとは限らないことは覚えておくといいと思います。因みにリアニメイト0は「フランの従僕」リアニメイト1はケルベロスのミミココやプロダクトマシーンが該当するので0は難しいですが1は比較的受けを作りやすい環境だと言えるでしょう。

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問題はネクロマンス12が達成出来るかどうかですがこれは新カードを優先に少し実際の試合の流れを考えて見ることにします。 

 

2t      死の夢の少女(+1)

3t      深淵の夢(3ターン後+1)

4t      ボーンドローン(+3)

5t      メカニカルゾンビ(+1)

6t      エンネア(マンマル1号)(+2)

7t      魂の抜き取り+4コスの動き(+2+α)

全てのフォロワーが破壊される前提かつ新カードのみのシミュレーションですがこれらをすべて足すと10+αとなりα≧2ならば8ターン目までにネクロマンスは12溜まる計算となります。更に理想展開を考えるならば2コストを「スパルトイサージェント」や「マシンエンジェル」にすればより墓場が溜まりますし、3ターン目を「怪物の少女フラン」+従僕などにすれば墓場を増やしつつリアニメイト0の受けを作れます。5ターン目をゴーストライダー」+「レディ・グレイ」+「ソウルコンバージョン」で+4などもあり考え始めたらキリがありません。

 

私がここで伝えたいのは【墓場を12溜めることは墓地を肥やす専用カードを使わずとも達成できる】ということです。そのためハザードネクロマンサーを取ったからと言ってソウル・コアを取る必要はないし逆にPickしてないからハザードネクロマンサーを避けると言った行動もしなくていいということです。多少ネクロマンスを使うカードを使っていたとしても9,10ターン目には現実的に達成可能だと思います。

 

 

ヴァンパイア

魔眼の蛇神・メドゥーサ 5/2/5(4/7)レジェンド

 

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最初見た時エンハンス10で最強の除去を携えた「ライトニングブラスト」と同じ衝撃を受けてオリジナルカードかなと思ってしまいました。

出すだけで毒蛇を3体出し進化したら3面除去可能な突進フォロワーを加え、メドゥーサを残したら「ヴェノムバイト」という毒蛇を展開できる4点除去が待っています。処理できなければ負けと言っても過言ではない性能です。見たら全力で取りましょう

対策としてはメドゥーサ進化に対して上から取られないフォロワーを作っておくことです。完璧な回答とは言えませんがメデゥーサを処理できない上にメドゥシアナを加えられるという最悪のシナリオを確実に回避できます。

「ギャル天使・アルディス」が全クラス共通のカードに選ばれたのは運営さんのPickに対する思いやり・・・なのかもしれません。

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ヴェノムバイト 3コストスペル ブロンズ

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本当に思いやりがあるのか雲行きが怪しくなってきました。3コストで4ダメージを与えながら毒蛇を1体出し、エンハンス6で使えば毒蛇が4体出ます。ゾンビパーティもびっくりな性能ですが、ダメージ効果はランダムなのでエンハンスの効果をゾンピパーティと同じ使用感を想像しているとかなり使い勝手が悪く感じると思います。無理にエンハンスで使わず他のカードと合わせて3コストで除去を行っていくのが確実な使い方です。

ビショップ

メタリックファーザー 7/5/5(7/7)ゴールド・機械

 

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このカードが機械フォロワーなため自身の効果と相まって進化でフォロワーを倒しながら7/7/7守護が残ります。戦闘で倒すには最低3回はフォロワーをぶつける必要がありかなりの固さです。かなりの固さなのですが確定除去や必殺で取られた場合のリスクが大きいのでプレイングと勇気が問われるカードと言えるでしょう。特にエルフ、ネクロ、ロイヤル、ドラゴンの4リーダーはこのカードに対する強力なカウンターを持っているので新弾後の環境は要チェックです。

 

ネメシス

試作機械兵 2/2/2(4/4) ブロンズ・機械

 

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トレースアーティファクトを2枚加えるフォロワーです。「歴史を知るもの」と入れ替わる形で入ったカードでコストバランスを整える意味でPickする機会が多くなるカードだと思います。

トレースアーティファクト

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 ファンファーレでトレースアーティファクトだします。つまり3コストで2/2を2体出せるアーティファクトです。アナライズミスティックレディアントAFと違いこのカードは次に展開を繋げる効果を持っておらず。サーチ→→展開→ドロー→サーチのネメシスの先攻での勝ち筋のドローの部分を阻害しやすいというのが気になります。

しかしサーチするカードがシルバーレアに多いのでブロンズレアで埋めることのできるアーティファクトは共存しやすくなんやかんやでPickするのかなーという印象です。

 

ここまでの評価いかがでしたでしょうか。本当は最後のカードまで全部書くつもりでしたが1枚について書こうとするとどうしてもたくさん書いてしまいたくなり全部網羅することが出来ませんでした。

簡潔にまとめるって難しいですね。ですが事前評価した後が一番大事だと思うのでこのブログを通して皆さんと一緒にPickを楽しんで行けたらなと思います。今後も少しずつ高頻度で出せるようにしていくのでよろしくお願いします。

PaR2Pick支部のシャドバ新弾カード考察その5

(ソωー)です。今この評価記事は紹介された順にそのまましているのですが今回は似た効果のカードが何枚もあるのでそちらも一緒に紹介します。

今回は似た発動条件なのにクラスと効果が違うだけでこんなに評価が変わるよ。というのが伝われば成功です。よろしくお願いします!

 

 

エルフ

白華の弓使い 2/2/2(4/4)  ブロンズ 

 

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【ダークネスエボルヴの頃を彷彿とさせる他のフォロワーが進化した時に発動する効果を持ちます。エボルヴの時は相手の進化もトリガーにしていましたがこのカードは自分フォロワーのみに発動する代わり直接盤面に干渉する効果になり、エンハンスも備えてより近代化をはたしました】。この文面は残りの類似カードにも同じことが言えるので今後は「エボルヴシリーズ」と省略します。

エルフの弓シリーズ共通のダメージを飛ばす効果を持っており一見優秀な効果に見えます。しかし進化して倒そうとしているフォロワーに当たると全くの無駄になってしまうため、ダメージを飛ばすタイミングがランダムとの相性が良くありません。

エンハンス7の効果はダメージの対象が2体に広がりスタッツ上昇と合わせていい効果になってます。欲を言えば横にフェアリーかウィスプが出て進化効果を使えたらより良かったかなと思います。

私の評価は、強そうに見えて使ってみたらそんなに強くなかったので最終的に普通くらいのカードになりそう。としておきます

 

自然の導き 1コストスペル ブロンズ

 

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エルフの代名詞と言われたカードを手札に戻す行為、通称バウンスがエルフに帰ってきました。プレイ回数を参照にするカードや低コストのファンファーレ効果と相性がよくクリスタリアプリンセスティアでイヴを複数枚生成したり、アーボリストライラでバフを2回掛けて森の戦士の効果を2回発動させるなどが主なコンボ例です。Pick段階で想定できる組み合わせとは別に、大型フォロワーが残った場合次ターンも回収プレイでもう一度同じことができます。神殺しの狩人・セルウィンや新カードマシン

は複数回使われると試合が決まってしまうので多少無理してでも処理しましょう。

 

フォレストコア 3コストアミュレットシルバー

 

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コアシリーズ共通の条件とエンハンス持ちでこのカードはフェアリーウィスプを2枚加えます。ウィスプ2枚はプレイ枚数条件のカードの他にアーボリストライラのエンハンス効果やクリスタリアリリィのバフの対象を広げるなど使い道は多岐に渡ります。ですがコアを置いたテンポロスが余りに痛く巻き返すだけでも相当な労力がかかるので基本的には取りたくないカードでしょう。

 

アリアの旋風 2コストスペル ゴールド

 

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フェアリーサークル1枚で相手だけ3ダメージの

全体除去になります。一方的に相手を処理する事を考えがちですが盤面を完全に掌握されている場合テミスの審判の様に使えたり、2.3プレイした後アリアの旋風を使いその後本命の展開を行うなど対応力に優れている点で、自然の導きの復刻でプレイ回数を稼げそうなのも追い風です。

エルフの金虹はフィニッシャーとなりうるカードを優先して取りたいので優先してPickするシーンこそ少なそうですがカードのパワーそのものはかなり高いカードだと思います。

 

ロイヤル 

不屈の司令官 2/1/3(3/5) ブロンズ・指揮官

 

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エボルヴシリーズのカードです。このカードは進化したカードの体力を増やします。

使い方が一番想定しやすい4ターン目では「簒奪の従者」との組み合わせがとてもよく2回目の交戦時効果を狙うことも視野に入るでしょう。しかし上昇するのが体力だけというのがこのフォロワーが攻撃力1というのと合わせて相性があまりよくなく折角体力を上げても相手フォロワーの処理が出来ない、となるシーンがあるかもしれません。

エンハンスの効果も盤面に残ったフォロワーが多ければ多いほど強い効果なのに、基本的に盤面に残りやすいのは攻撃力の低いフォロワーです。したがって体力が上がるだけでは戦況を変えることは難しく、Pickの優先度は低くなると思います。

 

ドラゴン

 

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 慈愛の竜戦士 2/1/3(3/5)ブロンズ

 

エボルヴシリーズの1枚でこのカードは「ベビーファイアドレイク」を出します。

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ランダムではありますが相手フォロワーに1ダメージを与えることができるので慈愛の竜戦士の低攻撃力なスタッツを補完する形になっており、ドラゴンに多い1ダメージや全体1ダメージを組み合わせて盤面を有利に作る際の貢献度は中々であると言えます。

エンハンス7の効果でもベビーファイアドレイクを出すのでそのターンにもう一体効果で出すことも出来るため今まで評価してきたエボルヴシリーズの中では最も効果とクラスに合致したカードと言えるでしょう。プロダクトマシーンを多く使用するクラスやエルフが多い環境ならばより優先してPickするかもしれません。

 

ネクロマンサー

 

ゴーストライター 2/2/2(4/4)ブロンズ

 

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エボルヴシリーズの1枚で他のカードを進化するとゴーストを1体出します。場に出すタイミングは若干の違いがあるものの、エボルヴ期にほぼ同一の効果の「ダークコンジュラー」がおりそのころのネクロマンサーを使用していた方には嬉しい1枚かもしれません。当時はアグロネクロに採用されておりゴーストの疾走1点を活かす使い方が多かったですが、時が流れカードの種類が増えたことでPickでも幅のある使い方が出来るようになりました。ソウルコンバージョンでドローソースに変換したりギルネリーゼやグレモリーによる打点強化など他にも色々ありそうな感じがするので新弾始まり次第探ってみようと思います。

エンハンス7ではなんとゴーストを3体出します。言い換えると7/5/5ファンファーレ:好きな場所に3ダメージ 汎用性の高い効果を持っています。やっぱり有名な作詞家さんや作家さんの代わりを務めるにはこのくらいの実力が必要ということなんでしょうか。

 

大型にもなれる2コストということで積極的に取っていきたいカードと言えるでしょう。

 

ヴァンパイア

 

幼き人狼リベルテ 2/2/2(4/4) ブロンズ

 

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エボルヴシリーズの1枚で相手リーダーに1ダメージと自分リーダー2回復をします。

ALT環境のヴァンパイアについては今評価シリーズその1で考察した「真紅の抗戦者・モノ」を項でも述べましたが回復系カードが不足しており、疾走で止めを狙うのが主でありました。少量であっても疾走リーサル圏内に近づけながら回復も行えるこの効果は殆ど無駄になることはないでしょう。

 このカードがいるときに「ファーストワン」で多くの機械フォロワーを進化した場合モノの疾走と合わせて進化しただけダメージと回復を重ねられるかも…とちょっと考えました。

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気になって調べてみたんですが 少し昔のカードに進化する「たびに」と書かれているカードがあったので「とき」と記載されているリベルテは1回しか発動しない可能性が高そうです。

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これについてもツイッターかブログで検証動画を上げる予定ですので是非新弾が始まってからも見てもらえたらと思います。評価としては2コストフォロワーの中では少し上くらいになるかと思います。

 

ビショップ

白きレインディア 2/2/2(4/4) シルバー

 

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エボルヴシリーズの1枚でこのカードだけシルバーレアです。その分なのか効果が強力になっており、進化したフォロワーが受けるダメージを0にします。独眼竜の咆哮に震えよ。またエンハンスでは6/6のスタッツになったうえで次のダメージを0にする「蒼の少女・ルリア」と同じ耐性を持ちます。もちろん次のターンまで生存すれば他のフォロワーを進化させて効果を起動させることも可能で対面して厄介なフォロワーであることは間違いないでしょう。問題はシルバー枠のどの位置になるかです。ビショップは機械フォロワーかつ優秀な効果持ちの「マシンファルコン」や数少ない結晶カードの除去「プリズムスイング」がありその上で各レアリティが2コスに固まりやすいという性質を持っています。レインディアが他のカードと組み合わせる前提の性能なのもありこのカードが活躍できるかはビショップそのものの評価次第なのかなと思いました。

 

ネメシス

ドールエンジェル・ミーア

 

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エボルヴシリーズの一枚です。このカードは操り人形を1枚加え、エンハンスでは2枚を加えます。操り人形の使い道は広いためこの効果は悪くないのですが組み合わせたい低コストフォロワーが余りいないため効果を使うことが少ないかなという印象です。

単純に進化を考えるなら4-5ターン目はそのコストで強いカードがネメシスにはありますので効果を発揮するのは6ターン目に4コスの進化フォロワーとのセット進化権を使用しない進化カードとの組み合わせがいいでしょう。(そうなるとエンハンスがネックではありますが)

エンハンス持ちの2コストフォロワーはそれだけでデッキの安定性を上げてくれるのでこのカードもPickで活躍してくれる1枚です。

 

今日はまた続きを投稿しようと思いますのでそちらも是非よろしくお願いします。

PaR2Pick支部のシャドバ新弾カード考察その4

ソーです。前回の続きです。今回はマナリアカードや色んなクラスのゴールドカードを中心に見ていきましょう。

 

 

ウィッチ

 

マナリアリッチボーイ・シラティ 2/2/1(4/3) ブロンズ・マナリア

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 ファンファーレ:マナリアの執事・ケイマンを手札に加える

 

2コストでありながら同じく2コストかつマナリアのフォロワーを手札に加えてくれます。今環境の感覚だと2/2/1というスタッツは2/2/2フォロワーと遜色なく使えるシーンが多かったのでこのカードも優秀な2コストフォロワーという評価になるのですが、プロダクトマシーンを用いた1/1の複数展開や2/1/3のフォロワーが各クラスに増えてきているので新弾カードではやや取り扱いの悪い印象を受けるかもしれません。

 

マナリアの執事・ケイマン

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進化前 ファンファーレ:自分のリーダーを2回復

進化後 必殺

 

なぜか進化後に必殺がついています。スタッツが高いわけではないので使い捨ての確定除去という立ち位置になるのですが、このカードの一番怖いのは抑止力というところにあります。シラティの効果で加わってから進化権がある限り2コストで殆どのフォロワーが取られてしまうので大型フォロワーを展開することが難しくなります。進化権がなくなったとしてもウィッチは進化権を回復するカードがいくつかあるので安心はできないのですが、このカードの存在に怯えいたずらにターンを経過させるとウィッチが強力なカードを行使できるようになるので、プレイヤーの判断力が試されます。

性能面と戦略性の2点において干渉力が強いカードという評価です。

マナリアリーダー・ハンナ 5/4/5(6/7) シルバー・マナリア

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 ファンファーレ:マナリアの知識を1枚加える

 

マナリアの知識は2種類の2コストマナリアスペル「マナリアの防陣」「マナリアの魔弾」のどちらかをランダムに加える1コストスペルです。構築ではマナリアウィッチのエンジン部分に当たるカードで2Pickでは今環境で提示されなくなりました。

 

このカードの存在からハンナ1枚でマナリアカードを3枚プレイすることが出来るため、ゴールドレジェンド枠で「光魔法の教師・ミラ」や「マナリアの魔導姫・アン」をPickした際は優先してPickをしたいカードです。特にウィッチの太い勝ち筋として搭載されていた「暗黒の召喚士」が8コストに変更されたことで今までよりかは対処されやすくなってしまったので「アンの大魔法」によるリーサルプランを取ることは今よりも増えるのではないかと思ってます。

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新弾カード含めたマナリアカードは1枚で2枚分のマナリアカウントができるものが多く10点出ることも珍しくなくなるかもしれません

細かいところですがマナリアの知識はスペルブーストも2回増やせるので、マナリア軸スペル軸の両方を意識しながら取ることのできるカードと言えるでしょう。

 

 

ロイヤル

二刀流 5コストスペル ブロンズ

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 自分のフォロワー1体は突進と「1ターンに2回攻撃できる」を持つ

 

男の子なら誰もが憧れる「レヴィオンセイバー・アルベール」なりきりセットが遂に発売されました。今日から私もあなたも雷神卿です。

5コストかつフォロワーがいなければ発動すら出来ないので手札事故の原因となりがちですが財宝カードの黄金の首飾りといったバフカードを絡めた際の打点の伸びが凄まじくケアを怠れば負けに直結します。

自分で使うカードというより対戦中に相手に意識させてリーサルターンを遅らせたりなど駆け引きをする存在そのものが大事なカードです。

ハーゲルベルグの雷槌・トロイア 3/2/2(4/4)ゴールド・兵士

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全ての条件を満たせば3/3突進という序盤戦最強のフォロワーになりますが、それには最低でも4枚のカードが必要で、先攻3ターン目で全ての条件が揃うことは前のターン埋めたアーティファクトを次のターンに引くより確率が低いので極めて稀と言えるでしょう。どうしてもPickしなければならない場合は3/3/3スタッツ&進化時効果をうまく活かせるように指揮官カードをPickするようにすればある程度緩和されると思います。

ドラゴン

爆弾フグ 2/2/2(4/4)ブロンズ

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 進化前 自分ターンの終了時、覚醒状態なら、お互いのフォロワー全てに1ダメージ(このフォロワーを含める)

進化後 自分ターンの終了時、覚醒状態なら、お互いのフォロワー全てに3ダメージ(このフォロワーを含める)

 

自身を巻き込みますが覚醒状態なら全体にダメージを与える効果(AOE)を持っています。自分フォロワーにもダメージを与えるのは侮蔑系カードの効果を発動できるためメリットも言えなくはないですが、進化時の3ダメージまでいくと生存できるフォロワーが少なくなってくるので、無理に狙わず2コスフォロワーかつドラゴンが持っていなかった全体除去カードとしてPickすることになるでしょう。私はこのカードと「暴竜・伊達政宗」でポセ政宗ならぬフグ政宗を決めたいと思います。

 

ビショップ

粛清の輝き 6コストスペル ゴールド

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 最大で5体のフォロワーを消滅させることが出来る「ライトニングブラスト」を彷彿とさせるカードですが実践ではそこまで綺麗に行くとは限らない為2,3体消滅させることができれば上出来でしょう。体力5まで範囲が入ってるのが絶妙で対戦相手側は完全に躱すことが難しいです。

…なのですが使用者の視点で考えた時、例えば 6/3 5/2 2/2 1/3 このような当りとハズレの差が大きい並びの時に打つことが出来るでしょうか? 

もしくは6/6 4/2 1/3 1/1 のように一番スタッツの高いカードが対象から外れている場合なんかはどうでしょう?

同じビショップカードの「射殺す輝き」もそうですがうまく活かそうとすればするほどどんどん状況が悪化しやすいのでタイミングが非常に重要なカードと言えるでしょう。

マシンファルコン 2/1/3(3/5) シルバー・機械

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 ファンファーレ:自分の他の機械フォロワー1体は+1/+1されて突進を持つ

 2コストで+1/+1のバフと突進を付与できる機械フォロワーです。突進により出したフォロワーを即座に盤面トレードに参加させることが可能で、攻撃と体力どちらも上昇するので一方的にフォロワーを倒せる可能性も高いです。2コストというお手軽さから様々な機械フォロワーと組み合わせることもできますし新弾ビショップシルバー枠の中でも上位に入る使いやすさだと思います。

そんなマシンファルコンですが組み合わせる機械フォロワーが少ないことが現状の問題点です。厳密にはどのクラスにも配られている機械カードの枚数は変わらないのですが、他クラスのように「プロダクトマシーン」を出すフォロワーもいなければ機械フォロワーをサーチする手段もないのでマシンファルコンが発動する対象が居ないことが多いんじゃないかと今から心配です。リモニウムが機械フォロワーを要求する効果でもあるのでビショップはニュートラル枠で機械フォロワーを優先してPickしましょう。

突進はラストワードでフォロワーを出す詠唱系アミュレットと相性がいいのでメカジュエルトータスを出すアミュレットがブロンズで出れば最高です。期待しましょう。

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ネメシス

秩序の光・シン 2/2/2(4/4) ゴールド

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 2/2という標準的なスタッツに守護がついており進化時効果もあるのでマナカーブを整える意味合いでPickしやすいカードとなっています。

混沌の目覚め

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6ターン目に進化→フォロワーを倒す→このカードを使って変身することで擬似的な体力リセットが出来るのでネメシスと戦う時のターン目は攻撃力を4で立てることも意識したいところ。

フォロワーを変身させる効果に目が行きがちですが4コストで+4/+4というのは基準値よりもだいぶ高い上昇値です。(「スカアハ」や「武装強化」は3コストで+2/+2)

必ず6ターン目に使うのではなく4ターン目に進化してハンドに抱えるという使い方もあると覚えておくと器用に立ち回れると思います。

混沌の闇・シン

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確定除去に4ダメージ2回復、更には手札の全てのカードがコストダウンとどれ引いても一定の活躍はする上に10ターン目以降なら3つ全ての効果が発動します。

見ての通り強力なフォロワーですが10ターン目より前のターンで出した場合は相手フォロワーに1/3の確率でしか干渉できず変身前のシンも2コストのフォロワーなのであまり大きなフォロワーは処理できないのが辛いところです。

進化を使う点や10ターン目に強力になることなどメイシアとの共通点は多く、あちらは一気に試合を決めれる効果に対しこちらは中盤から効果を使え効果が長期戦に向いているという違いがあります。どちらを優先するかは人によって変わるカードかもしれませんね。

 

 

新弾まであと少しで今日明日には全てのカードが揃いそうですね。様々な動画サイトや配信サイトでもカード評価をする方々が出てくると思うのでそちらも一緒に見ていただけると色んな視点が得られてより楽しめると思います!